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2008年3月

2008年3月31日 (月)

金融資本主義について

 最近、今まであまり体験した事のないことを意図したわけでもなく次々と体験する羽目になりました。
経済取引というと、私の中では実物経済のことで金融取引はその付随的ないしは副次的に生じる取引で取引の本流ではないとか、ある意味如何わしい不純なものというイメージがなんとなくあったものだ。
 ところが最近経験したことで、イメージが私の中で変わってきたものだ。
このところ、立て続けにファイナンス関連の書物を読んでいる所為かも知れない。
その見方が変わってきた。
日本やその地域の産業振興も何も「もの」を作るだけでもない、固有の文化を発信する、体験してもらうことも立派な産業だろう。
 今日の日経MJに英オックスフォード大学のMBA取得の才媛が浅草で「GEISHA」デビューしたそうだ、日本文化を世界に発信する為だそうだ。

2008年3月28日 (金)

高校野球は男のものか

 ゴルフに向かう車の中で聞いた今年の春の甲子園での話題だ。
まず、車中で聞いたキャスターの話に耳を疑った。聞き間違いでなかったら、どうも日本の高校野球は男のものらしいという事。
 山口県から21世紀枠で出場を果たした華綾という高校球児に名前は聞きそびれたが女子高校生がいるという。
日本の高野連は女子選手に出場資格およびグランドへの立ち入りさえも認められないという、・・・・・そういう規約だからと。
 高野連って学校教育に関連する団体ではなかったのか、女子学生は野球をやってはいけないのか、認められないのか、ジェンダーフリーが言われる時代の風を読み切れない、なんとお粗末な教育しかできないのか。
 時代に取り残され、世界からも取り残される教育がそこにあるようだ。
そういえば、日本のスポーツ界は選手よりも団体役員のほうが偉いらしい、選手がエコノミーで役員はビジネスクラスらしいから。

2008年3月27日 (木)

今日は午前様

 昨日は商工会議所の平成20年度の事業計画及び予算案を審議する総会があった。
総会が終わった安ど感からか役員数名と時間を忘れて深酒をし、朝床を出るのが辛くお昼近くまでアルコールが残ってしまっていた。
 今日の昼は確定申告終了の慰労会として全員で会食した。そこで電子申告率100%の担当者を表彰した。
三月期の決算でも電子申告を強力に推進していきたいと思っている。

2008年3月26日 (水)

今日はインキュベーターの気分

 今日は監査役をしている会社の最後の役員会があった。
創業時からの関与で比較的短期間ではあったが、充実した期間でもあった。
 この先も人知れず見守っていきたい。

2008年3月25日 (火)

蓮池さんも卒業

 今日は長女の大学の卒業式の日。
次女も同じ大学の同じ学部に在籍中なのでキャンパスを訪れる機会も倍である。
 私の母校ではないのだが妙にここが気に入っている。今年は桜が開花宣言とともに一斉に競うように咲き誇っていて、桜の花の中の卒業式となった。
午後にはあの、蓮池氏も同学の法学部を卒業するそうだ。
エルガー作曲の「威風堂々」で始まり「惜別の歌」で幕となったが感慨深い式であった。、このブログを愛読して下さっている方からお祝いを頂き身に余る思いに只々恐縮するのみである。
 この場をかりてお礼を申し上げます。娘には有為の人物になってくれるよう祈っている。

2008年3月24日 (月)

次年度に向けて

 19,20日と事務所のサーバーの入れ替えのためこのブログを休んでしまいました。
その間に東京は桜の開花宣言が出たようだ、その前には春の嵐のような風雨あり、スギ花粉あり、黄砂ありで春になるのにも中々賑やかだ。
 この週末や今日あたりも見ず知らずの人間を傷つける通り魔的犯罪が立て続けに起きている。日本人の精神風土はどうなっているのか!
 わが事務所も4月からの取り組みについて今日の所内研修の時間に方針の開示と検討を行うことになっている。
 最近の会計事務所の仕事の重要な分野として経営に関する支援がある。
我々の業務は世の中の中小企業を中心とした「企業の成長・発展の支援とタックス・コンプライアンス(適正申告の実現)」にあるのは明白だ。

2008年3月18日 (火)

金融って

 今まだ、次期の日銀総裁が決まらないようだが、世界の最近の資源相場の、取り分け先物市場の動きがとても不安を掻き立てる。
 新古典派経済学では解決できない、ケインズ経済学では理解できない、金融工学を学んだ人なら理解できるのかな。

2008年3月17日 (月)

ポタラ宮殿

 清蔵鉄道で成都だったかな、ここからラサまでの世界の高原鉄道でも名だたる鉄道でポタラ宮殿のあるラサまでの旅を考えたこともある。
 でも、躊躇した理由は2つ、一つは列車のコンパートメントが6人部屋であること、そして、妻がなにそれと取り合わなかったこと。
 野口教授いわく、日本が世界と交われない理由はやはり2つ、一つは英語を解さないこと、そして2つ目は物の考え方や流儀が独特なこと、というのであるが、後者はその文化伝統であるから伝えられればよいことであるが、言語を解さないという事は致命的と思える。
 ダライ・ラマ14世は流暢な英語を話す。
チベット仏教の最高位が直接世界に話しかけられることはとても重要なことだろう。

2008年3月14日 (金)

天気はイマイチだが心は晴々

 当事務所の確定申告手続きの実質的な最終日は7日であったが、本日の書面提出ですべて終了となる。
今回は電子申告による確定申告に本格的に取り組み、その割合は約6割を超えた。
 たぶん、今年度は全国的にもかなりな割合で取り組みがなされたものと思はれる。

2008年3月13日 (木)

確定申告終盤

 どこの会計事務所でも今頃は確定申告も終盤に差し掛かっているころであろう。
私の友人の税理士はもう提出は終わったと嘯いていたが(電子申告もかなりな割合していると云う話だが)うちでも7日に実務上の作業は終了し私の署名(電子署名も含む)も12日に全て終了した。
 今回の確定申告での電子申告割合はまだ集計していないが6割程度はいったのではないだろうか。
電子申告のメリットをとやかく言う納税者も多いが、時代のトレンドに乗れない納税者の行く末を考えてみることも必要だろう。

2008年3月12日 (水)

春がそこまで

 最近、春がそこまで来ているようなそんな気配がする。
しかし、NHKの朝の番組では「地方の大返済時代」の特集を流している。各地の地方財政の危機の現状を取材し放映している。
 今までの放漫に近い財政運営と地域住民のエゴのご機嫌取りと規範の欠如「ならぬものは、ならぬものです」の精神は何処へ行ってしまったのでしょうか、それともはじめからなかったのでしょうか。
 工業化社会の終焉に日本の地域は地域再生の答えを見つけられずに呻吟している。
日本の孤立化はますます進むだろう。

2008年3月11日 (火)

企業経営に必要なことは 2

 昨日の記事で云い切れなかったことを加えたい。
それは、日本でよく用いられる「経営管理」という言葉を英語で何と云うのだろうかということである。
色々考えられるがいま一つしっくりしたものがないのである。Administration,Manegementなどだろうか。
 この間、J-SOX法の施行に関するセミナーでモンゴメリーの監査論の中に出てくる内部牽制制度(Internal Check System),会計管理制度(Internal Accounting Control)、経営管理制度(Internal Administration Control)のはなしを聞いていて私の考えている「経営管理」とは,ここでいう経営管理制度Administraition Cntrol ないしはその組織組成のことかなと思い至った。
 日本で一般的にいう経営管理とは、ひとは何を指してこう言うのだろうか。

2008年3月10日 (月)

企業経営に必要なことは

 今の中小企業にとって何が重要か、何が必要か?
私は大方の中小企業にないものならよく分かる。
それは、中長期のビジョン、イノベーション(経営革新)、経営管理組織の構築・運営の3つだと思っています。少人数の社員で組織も計画も革新もほとんど2のつぎ3のつぎ、目の前の仕事に全力投球で後先など考えていられるかと言われそうである。
 しかし、考えてみよ、ひとが、社会が、目当てもなく、仲間のことも考えず明日を生きようとしているか。ひとは誰かが考え、誰かが仕組みづくりをし、誰かが決めてくれた道を歩むのか。
 日本は誰もが民主主義の国だと信じて疑わないのに。

2008年3月 7日 (金)

今日は何を書こうか

 今日はテーマを決めずにづらづらと書いてみようかな。
昨日の日経の夕刊でイオングループが減益になる見通しだという。一方住基カードは合憲だという判断があったし、アメリカ民主党の次期大統領候補は未だ見通しが立たないようだ。地球温暖化にかかる排出権取引については国際間競争上不利を訴えて反対する業種が未だあるそうだ。
 地球の将来、日本の将来、そして日本の地方地域の将来、誰がどのように決めるんだろうか?

2008年3月 6日 (木)

三面等価の原則

 ある一定期間に国内で生産されたものと得られた所得・支出とは金額が一致するという原則がある。
現在の日本の地域の経済不振の大きな問題点は、世界の経済構造の変化に対応できないまま過去の工業化社会に適した構造のまま現在に到っていることだという。
 これは、私の敬愛する財政学者の神野直彦教授の見解である。
これからの経済構造である知識・情報社会に適応した地域社会を構築していく必要が地域に必要なのではないか! 
 この変革を誰がするのかといえば地域の「先覚者たる見識人」が地方行政および国を動かしていかねばならないだろう。
 そのひとつに各地域の商工会議所がある。その使命を吾々が担わねばならいのだろう。

2008年3月 5日 (水)

中小企業の経営管理

 私見では、1億円以上の会社を中小企業と考えている(それ以下は零細企業)。
昨年商工会議所で社長塾なるセミナーを5回シリーズで行ったが、その動機は中小企業の社長は体系だったマネジメントを学んでいないというところに起因している。
 これが、現実になるケースが多い。
一つ目は、経営管理組織が構築できない、その必要性が理解できない。二つ目は業務の分担が属人的で個々人の能力に依存して仕事をさせている。
3つ目は経営者は部下に向かってうまくやれとはいうがどの様にするか具体的な指示はしない、出来ない。
4つ目、最後の責任を取らない。
 仕事は大方二人以上の人員でする。、ならば組織で動くことのノウハウを身に付けなければならないだろうし、実践しなけれならないと思うのだが。

2008年3月 4日 (火)

確定申告の無料相談

 昨日、毎年恒例の確定申告シーズンの無料相談に参加してきた。
毎年のことだが、世の中色々問題の多い人もいるようだが、大半の人はご自身の納税義務を果たさねばと年金に係る申告にみえる人が多かった。
 世のお年寄よ! 納税義務の履行だけでなく、次の日本を担う若者やその親の為に一肌脱いでやってください。

2008年3月 3日 (月)

長女が卒業する

 早いもので、長女がこの25日に中央大学商学部を卒業する。
早いと書いたが彼女は2002年の入学だから本当はちっとも早くはないのだが(私の印象の問題)。
彼女は卒業するのに6年かかった、がそれには理由がある。1年目は大学の認定留学を利用してカリフォルニア州立大学に会計学専攻のため留学している。
 この準備の取り組み方が彼女らしい。語学の研修から留学準備まで全部自分で費用負担をし、誰の助けも借りず済ませている。もう1年はCPA受験の為の卒延である。
 彼女の入学式で聞いた「フィンランディア」が今も聞こえる。

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