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2008年7月

2008年7月31日 (木)

孤独と存在感

 最近、孤独や疎外感を感じている人の犯罪が増えている。
社会が進歩し豊かになっているはずなのに、人の社会的共感が得られずに孤立し疎外されていると思い込んでいる人たちが増えているようだ。
これは、何も日本に限ったことでは無さそうなのは、日々のニュースを見聞きすれば分かる。
 何故、近代国家の中で人は孤独なのか。
世の中、近代化し、社会制度が完備し、人の基本的生活権が保障されているのに、人はますます孤独だ。
 人の連帯感はどのように培っていけばよいのか日々考える。
基本的な要因は、家庭の在り方と教育にあるような気がしている。
 我が家は、幸せであると私は思い込んでいる。

2008年7月30日 (水)

第2回目の社長塾を終えて

 昨日で二回目の社長塾を終えた。
塾生の皆さん、そして事務局の皆さん御苦労さまでした。
 皆さんの企業経営に少しでもお役にたてば幸いです。
私の思い入れの多い講義で偏った点も多々有ろうかと思はれますが、商工会議所の地域企業様の発展を企図したものとご理解ください。 
 皆様の企業経営にとりまして十分な情報とは思えませんが是非参考にしていただければ幸いです。
これからも、皆様方の存続発展に何らかの関わりが出来るよう頑張ります。
 企業経営者のNOBLESSE OBLIGE(その立場に相応しい義務のこと)です・・・ご発展を!

2008年7月29日 (火)

今日はファイナル

 今日は、社長塾2008の5回シリーズのファイナルを当事務所のセミナールームで行う、前回からの恒例だ。
この社長塾に前置して、当事務所主催の「ホームページ活用塾」を開く。「ホームページぐらい持ってるよ」という方も多いが、ほとんど見られていないことが多い。
 持たないものも、すでに持っている方も活用についてもう一度考えようというのがテーマだ。
このセミナーに社長塾の塾生やお知り合いの方も多く参加され20名程になって仕舞った。有難いことだ。
 同じ様に、社長塾のファイナルにもホームページ活用塾の受講者の多くの方が参加されるという相乗効果もある。その後の交流会が楽しみだ。
 少しずつではあるが、地域経済の振興の一助となる様な活動を地道に一歩づつ着実に種まきをしていくのが職業奉仕であると思っている。
 これからも、わが事務所の持てる力を地域のために活用していけるよう努力したいと思っている。

2008年7月28日 (月)

たまには、夫婦で宿泊ゴルフを

 27日は、前日仲間とメンバークラブでゴルフをし、翌日真名CCで妻とゴルフの予定で隣接のリゾート・ホテルに前泊した。
 当ゴルフクラブの関連施設で格安で宿泊出来、近くにいい雰囲気の食事処もあったりして、ちょっとしたリゾート気分に浸れるのだ。
 この処、雑多なことに取り紛れ気分が落ち込んでいたので取り敢えず手短なところで気分転換と云ったところ。
久々に、妻と二人っきりで好きな酒を酌み交わし、取止めのない会話に、寛いだ気分を味わった。
 何時も顔を合わせている二人でも、ちょっと場所を変えるだけでも大分気分は変わるものだ。

2008年7月25日 (金)

起業する力

 現在、総就労人口の何割がサラリーマンか知らないが、2000年ごろ7割を超える就業者が雇用労働者であった時代であった。
 ある経済評論家は、かって、就労者の5割を超える人がサラリーマンの社会は異常だといったことがあった。
社会として、勤労のリスクを取る人が5割に満たない社会はその形成要因として正常な判断が下せるかという事だ(いまや、勤労者にもなれないニートやフリーターが多く存在するが、これは今回のテーマと別問題)。
 社会や会社に恰も他人事のように関わり、また、制度や組織に対する歪な状態を作る出してしまう事が正常な社会を作り出せるか危惧される。
 他人や社会と直接対峙することなく社会制度はうまく機能しなくなるのではないだろうか?
いつも、他人の保障を求め、うまく機能しなければ社会や制度のせいにする。
 そこに当事者としての本人はいない。

2008年7月24日 (木)

国民総魅力ってなに

 国民総魅力(GNC=Gross National Cool)って知っていますか。
COOL JAPANは聞いたことがありますよね! カッコいい日本てことですね。
 日本の良さを知らないのは意外と日本人だったりして、諸外国から見ればとてもカッコいいことであっても当事者が以外と知らなかったりするし、マスコミは問題点ばかりを話題にする。
 クーリエジャポン7月号で国民総魅力で世界をリードするニッポンを見習え!という記事が載っていた。
その記事によると、JETORO(日本貿易振興機構)では最近、輸出促進活動を再開したが、その主な内容は①コンテンツ②ファッション・衣類③デザイン④農水産・食品⑤機械・部品であるという。
 その中の4つは文化に関するものだ。
経済のソフト化のなかで日本が世界とどの様な関わり方をしていくかが問われているといえる。
 これからは高品質から品位・品格という事だ。
量から質→質から品位へとシフトしていくことになるだろう。
 改めて日本のよさを見つめ直し世界に発信していくことが重要だろうと思う。

2008年7月23日 (水)

人口減少と衰退

 少子高齢化とは生まれる人よりも死ぬ人のほうが多いという事だ。
何でも、減るという響きは衰退、影響力の低下、縮小などどれをとってみてもいい響きはない。
 はたして本当だろうか。江戸時代の末期の日本の人口は確か数千万人であったと思う。そのころは幕藩体制による封建社会であって、幕府は諸藩のリーダーの立場であった。
 そのころの各藩はその教育も独自、産物も特産品の開発に懸命であった。郷土色豊かであった。
礼儀正しく、奥ゆかしく、恥を知り、謙虚であった。
 豊かで柔軟な発想で自然とかかわる日本人が、世界の人々との交わりの中で日本固有の自然と協調出来る豊かさを広げていく時代かもしれない。
 みんなが伝道師だ。

老いに効く薬

 古今東西、老いは大敵であった・・・。
老いるとはどの様なことをもっていうのだろう。
 一般に老いることへの抵抗は女性のほうが強いようだ。世はアンチエージングばやり、手間もお金も掛ける。
幻想ビジネスのいいカモだろうと世の男性は思うのだが、一向にそのブームは止む様子がない。
 人の一生は老・病・死を避けて通れない、ならばそれとどの様に向かい合うかを考えるのが人間だろうと思うのだが。

2008年7月18日 (金)

手順(Procedure・Process)

度々、プロセスを話題にしているがまた、プロセスの話。
日本語で、手順という。すべての活動には手順が必要だ。これに異論はないだろう。
 しかし、現実には、この手順を抜きにして物事が展開されたり、無視されているケースも多い。
その結果、余計な手間が掛かったり、または、その目的が貫徹できなかったりするのだが、当事者にその自覚がないことのほうが多い。
 こんなリーダーを戴く組織のメンバーは不幸である。
そんな自覚がおありなら、適切なアドバイザーをそばに置くこと奨める。

2008年7月17日 (木)

業務プロセスとは 2

 昨日のテーマ「業務プロセスとは」を簡単に説明すれば、業務プロセス的思考は、仕事をその流れで理解するのに対して、職能部門別組織(一般的に考えられている組織のこと)的思考は、そのセクションの役割を中心に展開していくという展開である。
 実務的には、それぞれの企業の業務の流れを把握し、その過程で職能(役割)を組織化していく手法と考えたほうがよいであろう。
 仕事はまず流れからである。

2008年7月16日 (水)

業務プロセスとは

 簡単にいえば、仕事の流れ・仕事の手順という事だろうか。
今、我が国のサービス業の生産性の低さが問題視されるが、どこにその理由があるのだろうか。
一般的にいえば、国民的に勤勉であるはずの、そのしかもサービス業においてその労働生産性が問題視されることにこそ違和感がある。
 どこに原因があるのだろうか、そもそもサービス業の多くは中小企業だろう。
だとすると、その労働生産性の低さの原因として分子の産出量の低さか又は分母の労働量の多さかという事になるが、いずれか。
 たぶん、サービス業の市場代替性の少なさからくる競争原理の制約やもともと日本固有のサービスに対する評価の低さおよび効率の悪さからくるのかもしれない
 もっと、洗練された、業務効率のよさ(業務プロセスの見直しや評価)を実現していかねばならないのだろう。
その評価は快適さだ。

2008年7月15日 (火)

人が豊かになる為には

 この世の豊かさとは何なのだろう。
成長と進歩は豊かさと相関関係があるのだろうか?
 人の幸せと豊かさは同義に考えてよいのだろうか。
最近、仏教に関する本を何冊か読んだし今も、読んでいる。
よく生きるとは、が私の最近のテーマである。
 ラオスのルアンパバーンの老婆の言葉が今も蘇る。
托鉢僧へのお恵みを当たり前のこととして疑わず、これからもずーっと続けるといった目に何の疑いもなかった。
 彼女は、日本人のキャスターに日本の有名な歌を歌ってと言い、彼はしばらく歌が浮かばなかった。
日本を代表する有名なうたは何だろう。
 上座部仏教もたまにはいい。 

2008年7月14日 (月)

感動は必要か

 人は、その人生において感動は必要なのか。
どうも、人によっては必要ないものらしい。
いや、なくても死なないらしいし、仕事もできる、家族も持てる、子も育てられるらしい。
 私に感動のない人生なんてとても考えられるものではないように思えるがどうか!

2008年7月10日 (木)

世界を買う 2

 世界の買い方には3つある。
ひとつは、その国の株を買う、ふたつ目は、コモディティを買う、三つ目は為替を買う。
 世界を展望するに地政学的、歴史的、民族的に解析しつつ資産運用するのもおつなもの。
俄然、世界を知ろうという気持ちが湧いてくると共に共有もできると思える。
 ただ、私がしたくないものがある、資源の中でも食糧の先物だけはしたくない。
飢えている人々を食いものにしたくない。

2008年7月 9日 (水)

シェルパ

 わが事務所のスタンスは「経営のシェルパ」を目指す,である。
いま、洞爺湖ではサミットが開催されている。
日本が議長国を務めるサミットでは、G8のほかに中国、インド、インドネシア、韓国、オーストラリア、南アフリカ、メキシコ、ブラジルの8カ国とアフリカの貧しい6カ国が参加している。
 主な議題は環境と燃原料・食糧の高騰による世界的な悪影響に対する打開であろう。
このサミットに際して、シェルパという言葉がマスメディアによく登場したのを覚えているだろうか。
本会議に先立って実務家レベルでの実質的討議と具体的内容はここで決まる。
 これを、「シェルパ・ミーティング」という。
先がけて道筋をつけるという役割は高度な登山のガイドたるシェルパの役割なのだ。
 シェルパの皆さん御苦労さま。
地球環境の転換期になったと後世言われるような会議であったらいい。

2008年7月 8日 (火)

社長塾・第二講の日

 先週の火曜日から八千代商工会議所主催の社長塾を開催しているが、34名の申込みがあり盛況だ。
主に次世代を担う経営者や経営革新を考える経営者を対象としたセミナーだが、、資料はすべて私の職業会計人としての経験と知識によるのが特徴かもしれない。
 前半3回は経営者としての姿勢や考え方を学ぶ内容。
後半2回は実際に経営革新を展開していくための手法を学ぶコースである。
 毎回セミナー後飲み会を半ば義務づけているので横の連帯も作り出せるというわけだ。
次世代の経営者の排出は、我々現役職業会計人の義務だと思う!

2008年7月 7日 (月)

エド~メキシコに帰る

 先週の土曜日、G8の厳戒態勢の成田空港にエドを見送りに行った。
とりわけ嬉しかったのは、それぞれに忙しいと言っていた娘二人がわれわれ夫婦と一緒に見送りに行ってくれたことだ。
 我が家で過ごしたわずかな期間でも大切に思ってくれている娘たちでありがたいと思う。
エドのこれからにエールを送りたい!(序でにわが娘たちにも)

2008年7月 4日 (金)

世界を買う

 いま、国内株式のL&Sのデリバティブと他社株転換債(EB債)の運用をしている。
実際にお金をかけて運用していれば当然に国内経済に関心を持つことになるし、個別銘柄に投資するには時間がない情報もないとすれば、中期的展望を捉えてファンドで自分の見方に賭けみる。
 これから、海外に対する信託(ファンド)について考えてみようと思っている。
海外から日本を見ることも視点を変えるという意味で重要だろう。

2008年7月 3日 (木)

企業の活性化

 昨日、月に2回開催している所内研修(実質、所内経営革新会議)で複数のテーマで2時間半議論した。
かなり建設的な意見がスタッフから出て楽しかった。
 事務所を新築し(コンセプトを持って)、自前のセミナールームで事務所主催のセミナーも何回か開催することができた。
 昨年の10月からプロジェクトKOUHEIがスタートし、中期経営計画に基づく1年間のアクションプログラムの経過的評価も確認している。
プライバシーマークの取得からその運用の評価・改善も厳しく責任者が目を光らせる。
 今のところ一部を除いて順調に目標をクリアーしている。最近は業務メニューの見直しと明示・業務報酬の見直しを実施している。
 変革は多少のリスクを伴うものだが、それを恐れていては何の変革も実現はしない。
うちの方針や計画、実施手順は全員で議論して決めている。

2008年7月 2日 (水)

職人さん

 今、家で下水道工事をしている。
工事会社はうちのクライアントで、工事に来てくれている職人さんは2年前事務所の新築の際にも関わってくれた人だ。
 この人が、朝でも帰るときでも歩みを止め足をきちんと揃えて丁寧に挨拶をする。とても気持ちのいいものだ。
一日が明るくなるし、お願いしたことが誠実に行われていることが実感できる。
 人は、技術やお金だけでは評価していない。

2008年7月 1日 (火)

国のかたち

 昨日「社長塾2008」の原稿づくりをしていて考えた。
世界を視野に入れた経営を考えるというテーマを語るのに代表的な国の政治体制を調べてみようと。
 大きく分けて、立憲君主国と共和制(ないしは連邦制)に分かれよう。
このテーマは、実はメキシコから来ている留学生の回答(王様と大統領)がヒントであったことは前に書いた。
 世界の動きを見るには、国のかたちや民族・宗教,歴史を抜きにして語れない。

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