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2008年7月25日 (金)

起業する力

 現在、総就労人口の何割がサラリーマンか知らないが、2000年ごろ7割を超える就業者が雇用労働者であった時代であった。
 ある経済評論家は、かって、就労者の5割を超える人がサラリーマンの社会は異常だといったことがあった。
社会として、勤労のリスクを取る人が5割に満たない社会はその形成要因として正常な判断が下せるかという事だ(いまや、勤労者にもなれないニートやフリーターが多く存在するが、これは今回のテーマと別問題)。
 社会や会社に恰も他人事のように関わり、また、制度や組織に対する歪な状態を作る出してしまう事が正常な社会を作り出せるか危惧される。
 他人や社会と直接対峙することなく社会制度はうまく機能しなくなるのではないだろうか?
いつも、他人の保障を求め、うまく機能しなければ社会や制度のせいにする。
 そこに当事者としての本人はいない。

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