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2008年8月 4日 (月)

国のやること、地方のやること

 地方分権とか道州制とか最近よく耳にする言葉だが、それを誰が言い出し、誰がやろうとしているのか。
かつて、日本が中央集権国家であった時期は3回しかないと思っている。
 一番目は、大化の改新から始まる奈良時代、二番目は、後醍醐天皇によるご親政(建武の中興)そして、3番目が明治維新に始まる明治・大正・昭和・平成の140年間だと考えている。
 奈良時代は、台頭する貴族政治にとって代わられ、建武の中興は武士の政治によこやりを入れたが武士の反発により短命に終わっている。
 明治以降の近代国家はどうだろうか。
開国からわずか50年余りで国家の近代化を成し遂げた源泉は、その政治体制にあったことは異論がない。
 その間、世界の帝国主義化の荒波に揉まれ、今は果てしなきグローバリゼーションの波に洗われている。
スピード経営とか研究開発のスピード化とか、やたら時間とエリアの空間で人が呻吟している。
 今の日本はそんな状態ではないか、そのスピードに乗れない人に、将来や生きる意味はないのか!
次の世代に残せる生き方を探してみようと思う。
 

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