連休中の異変
日本では15日は敬老の日で連休の最後の日に当たっていたので青天の霹靂のように伝わったが、アメリカの証券会社で業界第4位のリーマン・ブラザーズが破たんした。
実は、その直前、下の娘のゼミの討論会のテーマに関連した金融経済について数々の質問を受けていたところだった。
商業資本主義に始まり、産業資本主義から現在の金融資本主義への変遷とその訳を話しておいたところだ。
そこでは経済の実需からかけ離れたカネの動きの危うさも同時に話しておいたが理解しているのだろうか。
この破たんは、規模の大きさから世界経済に与える影響は大きいと思はれるが、なぜ米国政府が救援の手を差し伸べなかったのか、それは金融機関でも証券会社であって銀行ではないからという事もその一因だと思っている。
金融不安よりモラルハザードを優先したものだろう。
従って、米国政府はその影響は大きいが限定的なもので投資家がその責めを負えばよいと考えているのではないか?
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