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2009年3月

2009年3月31日 (火)

団塊世代が去ってゆく 2

 今朝のNHKの番組で旭山動物園の園長小菅正夫の退官の話が取り上げられていた。
前にも書いたが、彼は1948年生まれの60歳、彼は旭川市の職員だから今年定年を迎えるのだ。
このあとは、名誉園長としてやり残したことに取り組みたいと言っていた。
彼の職場での晩年は非常に輝かしいものとなったことは誰もが知るところだが、我々の知らないところでもっと喜んでいる人がいることだろう。
 人のすべてを知る人は限られているが、人の足跡を人知れず評価されているとしたらこの上ない喜びだ。
かくありたいと思う。

2009年3月30日 (月)

団塊世代が去ってゆく

 先週の金曜日は、昼のロータリークラブの例会に始まって千葉である委員会の会議に出席しその足で幕張メッセにあるクリニックに寄り、同地区にあるホテルでわが千葉西支部の事務局員を26年の長きにわたって務めてくれた橋本女史の送別会に出席した。
 彼女は、1948年子年の生まれ、つまり私より1つ年長の団塊の世代の同志というわけだ。
我々は、何処へいっても何時でもその数の多さと自己主張の強さで世の中でやたらと目立ってきた世代である。
その世代が現役の世界から去っていく。わが身につまされる思いだ。
 どう考えてもあと5年で年金生活を考えるような境遇には無い、何時まで現役でいなければならないのか、何時まで現役を通すべきか考えねばならない時期に来ている。
 まさに、晩年の生き方だ。

2009年3月27日 (金)

明日保育園の卒園式

 私は、社会福祉法人二法人の監事をしているが、そのひとつに保育園があり、その卒園式に毎回招待をされ挨拶をするのが慣例になっている。
 そこで、何時も困るのが挨拶の内容である。何せ相手は今度小学校に上がる6歳のお子さんたちである。
相手が分かるいい話に事欠くのだ。
何時も頭を悩ましてしまうのだが、今回は来日しているエロイーズの話をしてみようかと思っている。
世界中にお友達を持とうと!

これからの財産形成

 先日、ある証券会社の営業開発の方が会計事務所との提携を前提とした提案をもってみえた。
日本は、伝統的に元本保証のない証券取引についてはどっかの首相のように”株屋”のイメージが付きまとうのだろうが、いつか経済評論家の勝間和代さんが言っていた通り日本人の財産形成の源泉の大半の部分が主として勤労による所得をベースにしているから、目減りするリスクを避ける傾向にあると。
 そう云えば、先進国の大半は資本主義の生成から間もなく帝国主義化していった事によって、莫大な国家的蓄財が出来たのではなかったのか。
 国の成り立ちからも直接投資(証券投資)が定着しない理由があるのかも知れないが、これからは、財産形成のポートフォーリオを真剣に考えていかねばならぬのだろうし、そのことがまた、世の中の動きを正確に捉えることに繋がっていくと思える。

2009年3月25日 (水)

卒業

 今日、次女が大学を卒業する。
昨年の長女の卒業に続いての同じキャンパスでの卒業式に参加する。
 これで、我が家から学生が消える、社会人として同じ土俵に乗る。
昨年卒業して監査法人に勤務するようになった長女も私との会話の中身や態度が大きく変わったと感じている。まあ、同業だから共通の話題があって話しやすさも手伝っているからだろうか。
 次女と大人の会話が早くしてみたい。
卒業式の卒業生の態度が気になったが、あれでも就職が内定している大人たちなのだろうか。単なる杞憂であればよいが。

2009年3月24日 (火)

支部長近づく

 昨日、千葉県税理士会・千葉西支部の次年度に向けた業務引き継ぎと、恒例の歴代支部長経験者との懇談会があり、いよいよ税理士会の支部長職が眼前に迫って参りました。
 歴代の支部長には例外なく励ましのお言葉を頂戴したが、多くは健康に留意し楽しんでおやりなさいと励まされた。そのようにしたいと考えております、お言葉に甘えて。
 こんなこと、他の支部でもお在りか、とてもよいこんな会がこれからも続くとよい。私も次回はその一員となろう。

2009年3月23日 (月)

61人の侍達

 世の中には、敢えて困難な道を選ぶ奴もいる。
困難で苦しく時々自信を失い途方に暮れる、そんな経験を自ら選択し生きる意味は何か!
そしてそんな男を頼もしいと受け入れる女がいる、どうして!
 強い絆で結ばれている実感・・・心地よい実感、それは体感した者でなければわからない境地だ。それを理解している人のみが共感出来る。
 私は、Noblesse Oblige(ノーブレス・オブリィージュ)という言葉が好きだ。高い地位に伴う道徳的・精神的義務とでも言うのか。
 挑戦する若者に幸あれ!

2009年3月19日 (木)

トムクルーズより日本人の方がカッコいいというフランス娘

 今朝、何の話題だったか不明だが、NHKでトムクルーズを取り上げていたので、学校へ行く前の朝食のテーブルで「トムクルーズってかっこいいと思う」と聞いたのだが、返事は意外なものであった。「トムクルーズですか、日本人の方がカッコいいですよ」だって。
 この間、同じくNHKの「プロフェッショナル」でサッカー選手の中澤祐二を取り上げていたが、ジョニーデップに似ているねって云うととても面白がっていたっけ。
トムクルーズよりジョニーデップ、ジョニーデップより日本人ってことか。
 今世界で、日本語を学ぶ人が増えていると聞く。
日本人よ、もっと日本人であることに誇りを持て!そして気おくれせずに金髪娘に声をかけよ!日本人をかっこいいと考えている外国人だっているのだから。少なくとも一人だけは知っている。

2009年3月18日 (水)

人生が変わる

 3月も中旬、関東では桜が今にも咲きそうなそんな気配である。
この季節、人生の転機を迎える人は多い。別れがあり、出会いがあり、人生の大きな転機に人の心は悲喜こもごもといったところか。
 今は、意図しない別れや離職が兎角多く語られたりしている。
そもそも、製造分野に派遣が許されるようになったのが何時だったかはっきり覚えていないが、ここ数年のことだ。
 その当時は、よもやこんなことになるとは思わなかったのではないか、とりわけ被用者側は!
そもそも、自身の人生で起こりうる事象が想定できずに現に起こった事象にうろたえる様は大人の行動とも思えない。このリスクは誰が取るべきか、と問われれば第一義的にはまず本人であろう。いきなり他人や社会にその後始末を振るのは御門違いだ。軽薄の誹りを免れないとも云える。

2009年3月17日 (火)

海外視察旅行報告会での話題

 昨日、先月中旬に行ったマレーシア・シンガポール視察旅行の報告会が催された。
2,3の欠席者を除いて大方の方が参加された。
参加案内が来たときに、家内に云ったことがある。きっと、話題の中心は、ジャラン・ジャランと枕の事だと思うよと。
果たして、そのとおりであった。
 ところで、先のジャラン・ジャランはマレー語で道・道と書いて「散歩」を意味するのだそうだ。そうそう、今回はよく走り回ったし、よく歩いてもいた(健康的ではあったが忙しかった、でも、楽しくもあった)。
 枕の話は少し説明がいる。最後の日、シンガポールで健康食品のお店があるとツアーガイドのケンちゃんに連れていかれたホテルの一角は、健康食品とは違った健康枕(マレー地方の天然ゴムを使用した枕で、高反発がウリ)の展示即売会場であった。
最初の商品説明時は、またか、「そう簡単には騙されにいよ」と「疲れもピークだし」という気だるい雰囲気が一変したのは、用意されていたベット群だ、かれこれ10台ぐらいあったか、皆さんお疲れのところ、この用意されていた寝具の効果は抜群。皆さん購入カウンターに殺到したのだ。
 皆さん日頃お休みタイムの悩みを多くお持ちのようだ(私もそのひとり)。

2009年3月16日 (月)

すっかり春めいて

 昨日は、久しぶりにゴルフの打ちっぱなしに行って来た。
たぶん、クラブを握るのは2か月ぶり位だろうか?
この間、色々あってラウンド出来ずにいたのだが、流石に障害がなくなって仕事もひと段落してみるとゴルフの虫が騒ぎだす。
 ラウンドする事も考えたが、まずは練習。どんな具合か試したかったのと1ラウンド歩けるかが心配であったためだ。
 しかし、この陽気ではいやでも外を歩きたくなるではないか。もう春だ。

2009年3月13日 (金)

釈迦の里

 今、「正法眼蔵随聞記」という本を読んでいる。何故か!
私は仏教徒である、生まれてこの方、それを疑ったことなどないからである。
 仏教というと北伝仏教である中国仏教しか頭にないのが通例だ。
しかし、ブッダはインド、正確に言うとネパールのカトマンズから西南に250キロの地点にあるルンビニーというところの生まれである。
 従って、ネパール人ということになるが、チベットで有名なものにエベレストを始めとするヒマラヤ山脈である。
エベレストは当事務所にとっても象徴的な山であるし(経営のシェルパを任じている)、ルンビニーは私が敬愛(表現が適切かどうかは知らない)する仏陀の生まれたところだ。
 一度、ふたつの風景に接してみたいと念じている。

2009年3月12日 (木)

いま取り組まねばならないこと、明日で良いこと

 私は、物事を分類・整理して解決の糸口を見出すために、いつも以下のように考えて行動している。
分析・評価・行動(これは、わが事務所の行動規範の一部だが)の三つの要素に分解して結論を導き出したり、行動計画を作るようにしている。
 また、これには前提がある。まず、直感的に課題(問題の所在)は何なのか、そして事実の確認、この冷静な分析なくして、上記テーマは存在しない。
 これは、人生到る所で活用できる手法だと自認している。
使ってみては如何!

2009年3月11日 (水)

確定申告(電子申告)

 昨日までで確定申告の大半を処理して今年の山を越えた。
顧問契約先の法人の申告は100%電子申告である。翻って所得税の確定申告については昨年まで電子申告の割合はそれほど大きくはなかったと思うが、今年はその割合が飛躍的に拡大した。
 たぶん、9割方電子申告によるものであろう。
実を云うと、会計事務所でお客様の電子申告をやると今までの書面による申告よりも手間は確実に増える。
提出管理も手間だ。
 でも、敢えて電子申告を奨めるのか、答えは一つ。時代に・世界に取り残されたくないから。電子申告の先にある会計サービスに対応できなくなるのだ。
 近未来、世界を見通した戦略や視点が不可欠である。

2009年3月10日 (火)

蠢動の季節

 日本には、四季がある。私は、どう云う分けか夏だけ嫌いだ。情緒がない、変化がない、やたら汗しか出ない、頭が回らない、やる気が起こらない、やたらあちこちに学生が多い。
とにかく、八つ当たりしたくなる季節である。
 それに引き替え、今の時期、春の香りが空気の色を変える。じっとしていられない気分にさせる。寒い季節をジーット耐えたほとばしりを思いっきり表現してみたいようなそんな気配がして好きだ。
 でも、私が一番好きな季節は冬なのだ。
じーっと耐え忍ぶ、次の季節に向かってじーっと耐える、それは私のような気がして好きだ。

2009年3月 9日 (月)

次期税理士会支部長就任に当たって

 ご存じの方もいらっしゃるかとも思いますが、次年度の千葉西税務署管内の税理士会の次期の支部長の任に当たることになっている。
 近々、就任のご挨拶ってやつを書かなければならないので、ここでその骨子を書いてみようと思う。
これから2年間、税理士会の支部長を仰せつかることになるのだが、テーマ・課題は数多く山積している。
 これを三つの視点で考察してみる。
一つ、納税者の視点、二つ目、企業経営者の視点、三つ目、地域社会の視点。
いずれのフィールドでも税理士の社会的使命の役割が試されている。
 と、思えるのだが!

2009年3月 6日 (金)

経営のヒント

 昨日のセミナーで興味深い話があったのでここに紹介する。
講師は、最初に就職した会社が倒産するという経験をしたのち、東京商工リサーチで調査歴40年というプロフィールの方であった。
 今は、水戸で独立してリサーチ会社を経営し、全国で講演活動もしているという。したがって、話の内容も全国版でかつ、具体的でとても示唆に富んでいたのでここ取り上げてみようと思う。
 まず、「これからの経営を考えるためのキーワード」と思える言葉をその話の中から整理して列記してみよう。
  1.出前
  2.話題の品
  3.センサーを磨く
  4.切羽詰まる
 以上の言葉だ。
この中で、印象的であったのが四番目の切羽が詰まるであるが、順次解説してみよう。
出前は、商品やサービスは必要とするところに持ち出すという意味であるし、話題の品とは、譬えて言うならば、コロンビヤ地方でとれるコーヒー豆を食べたジャコウネズミの糞はマニアの間ではプレミア商品なのだそうだが、これを一粒でもいい店に置いてみる。物見高いか客が押し寄せると。
 センサーを磨くや切羽詰まるは、ともに経営者の姿勢の話だが、正しい切羽の詰まり方があるという。
これは面白い表現であったし、いい視点だとも思った。
 人は、窮地に追い込まれないと真剣な取組はしないし、パニクッタ状態ではわれを忘れるだけだし、由緒正しい切羽が詰まらねばならない。
 ところで、切羽とは、刀の鍔の歯の側についた鞘の内径に合うように作られた金属板で、刀身を鞘にガタツカセズに収めるための役割をするのだという。
 つまり、切羽が詰まると刀が抜けない。

2009年3月 5日 (木)

次女が卒業する

 今日の朝刊によると、桜の開花が今月25日頃と予想されている。
この日、次女が大学を卒業する。これで我が家は社会人の集まりとなる(人生を卒業しそうな人も居ることはいるが)。
 桜咲く中大のキャンパスで人生の門出を祝う二人目となる。
今回は、私たち夫婦にフランスからの留学生エロイーズを伴う予定だ。フランス生まれの女子高校生に日本の大学の卒業風景はどのように映るのか、その感想も聞きたいところだ。
 学生オーケストラの演奏するエルガーの「威風堂々」は今回どの様に聞こえるのか楽しみである。
 よく育った我が子に乾杯!

2009年3月 4日 (水)

付き合いたい人、付き合いたくない人 2

 人は、色々。
私の周りにも色々な人がいる。
 私は、48歳の年(1997年)から暮れに下田へ一人で出かける習慣がある。そこで、50歳のとき決めたことがある、「自分らしく生きる」と。
 そして、今年の暮は60歳の下田を経験する。今考えていることがある。「好きな人と関わりを持って生きよう」と、媚び諂い、自分の本音もいえず、状況に流されるような生き方はしないと。
 私には好きになれない人がいる・・・・・教条的でステレオタイプ、二言目には出来ない・やった事がないという人、明るくない人、信じることのできない人。
 皆さんはどう思われますか?

2009年3月 3日 (火)

付き合いたい人、付き合いたくない人

 先日、ある顧問先で税務調査での会計事務所の対応について話題になった。
年に1回や2、3回の資料の受け渡しによる接触だけで決算・申告まで遣ってしまうような関わり方では、税務調査になったところで、何が飛び出すか,戦々恐々であろうことは明らかだ。
 「うちの事務所の関与先の調査では非違事項はほとんどありませんよ」と毎月巡回監査にお邪魔してしているのですから。
 「でも、世の中そんな会社が殆どじゃーないですか」と云うから、そんな会社は顧問をお断りしています。何故なら、他のうちの顧問先に私の評価を落とすことでご迷惑が掛かるからです。
 そして、もっと重要な事は、うちのスタッフの士気に関わるからです。指導がいのない担当先を持つことのマイナスを考えれば、そのような関与先は持つべきではないと。

2009年3月 2日 (月)

生きる

 今朝、先月検査をした前立腺がんの結果を聞きに家内と病院に行って来た。
結果は、シロ。ガンではなかった。
ドックでの検査数値やこの間の針生検の前のPSA検査(Free/Total数値が3.9と圧倒的に低く、TotalPSAが4以上)で専門医も「齋藤さん、まあ~ガンかもね」と言われていたのだ。
 私は、仏教徒、修業の身である。こんな時のために修行をしているのだが、悪い結果を聞かされた時どう振舞うのか、どういう言葉を吐くのか多少は不安ではあった。もちろん自身の運命は甘んじて受け入れる覚悟はしている、いや、出来ていると思っていた。
 結果を聞いて、開口一番「そうですか、先生、私は運がいいんです、今はもう確信に近いですよ、もう還暦ですから」と話す自分がいた(この場合、還暦は何の関係もないが)。
 私は、人を幸せにすることが出来る、きっと出来る、、、、、そう思っている。
私が幸せだから。

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