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2009年8月14日 (金)

この戦争は誰が始めた

 明日は、終戦記念日。太平洋戦争(第二次世界大戦とか大東亜戦争とか云う)が終結した日のようだ。
この大戦の呼称は立場によって異なるのだそうだ。ある元自衛隊幹部の書いた本で知った。
何れにせよ、戦が終わった日だ。
 今朝、通勤途中の車内で聞いた投書とそれに対するアナウンサーのコメントが気になったのでここに書く。
ある投書は、こうだ、罪のない多くの国民が犠牲になった、こんな戦争は二度と起こしてはいけないと、アナウンサーがそのとおりだ、何も知らない多くの国民がこの戦争に巻き込まれ犠牲になったと。
 いったい誰がこの戦争を始めたのか、突出した軍部一部か覇権を求めた一部の政治家か、一国がその一部の力で勝手に他国と戦争に入れるか。
 程度の差はあれ、これを許した国民にその罪はなかったのか、これを煽ったマスコミに罪はないのか。他国を犯した行為は帝国主義の発露ではなかったのか。
 これらをわれわれ国民が自分のことと捉えなければ何の教訓にもならないし、これからの国際政治の中での立場を見失うことにもなるだろう。

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