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2009年9月30日 (水)

これからの日本 2

 戦後この方、日本は加工貿易の国(資源に乏しい国)であり、これ以外に国を富ませることは出来ないと云われてきた。
本当か?
 日本は資源はないが教育程度が高く実直で勤勉な労働力が豊富だと。加工貿易立国であると。しかし考えてみよ、円高は輸出産業にとって痛手だって云う、でも日本は資源がないから外国から高い資源を仕入れてひと(人件費)・もの(償却費・賃借料)・かね(金利)をかけて利益を出し税金を払う。
これが日本のGDPであろう。
国の付加価値がすなわちGDPであるならば、世界と価格競争をして限りなく人件費を削り生産コストを際限なく圧縮していけばどうなるかは自明の理だろう。
 世界と際限のない価格競争をして国内の購買力は上がる筈がない。あるとすれば価格以外の競争力を持つことか国内市場で優位に立てるサービスを提供していくことではないのか。

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