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2010年2月19日 (金)

日本の在り方

 日本の就労人口の減少が始まって久しい。高齢化もじわじわと私の周辺を漂っている。世界景気も一部の新興国を除いて停滞したままだ。
 日本が従来の輸出産業主導や公共事業頼りの地域振興策等による経済成長モデルが最早通用しない現状である。
そこではこれから歩む道は!ということになるが、政治も経済団体もその成長モデルの構想を展開できていないのが現状である。
 成長は本当に必要なのだろうか、成長とは何を指すのだろうか、GDP総額が近く中国に抜かれて世界第三位になると云われているが、豊かさは総額の大きさか!国民が豊かさを感じるのは全体の大きさではなくひとり一人の豊かさではないのか。
 今の日本が際限なく財政負担を増やして景気の下支えをしていっても従来型の経済構造に火がつくとは思えない。必要なのは負担と受益構造の見直しと時代に会った・サバイバル競争に打ち勝つビジネスモデルの構築だろう。
 暫くは、国民が痛み分けするような高負担・中福祉で乗り切り、最先端技術の開発とその運用ノウハウの蓄積とその輸出及び製造業の現地化による指導収入と配当収入を得る道はどうか!
 国内需要は専門性が高く、求められる要求に的確に応えられる国内中小企業達の出番だ。

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