デフレの先に
日本は今デフレ状態にあると云う。
確かにモノが売れない、値がさ商品が売れない、ユニクロやディスカウントショップ、専門店の販売が幅を利かすこの頃だ。
人のモノに対する関心の変化は置かれている環境に大きく左右されるようだ。
モノが不足している、欲しいのがもうちょっとの努力で手に入ると云う環境なら低価格の機能優先の商製品が売れるし、豊かになれば高級品が売れるようになると云うのは誰でも分かる話だ。
改めてほしいものが無い、我慢すれば今のままでよいと思う人の消費行動は先の豊かさの予感に比例する。
ところで、海外から競合する商製品が入ってきて苦戦している企業の愚痴に会計事務所はどう応えて行けばいいのだろうか。
決まっているじゃないか、イノベーションうを促すのだ、経営戦略の策定だ、計画経営の勧めだ、色々言われるけれども、その前にもっと決定的な事がある。
過去にばかり目が行って愚痴る、人材を育てない、現状打開の気概がない、不振の原因を外に求める、つまり現状を他人の所為にし現状打破(ブレークスルーと云う)をわが事としない人に明日はないと思い知ることなのだ。
我々はそこで立ち止まるしかない。
人は諦めたときに進歩は止まる。そのことは「真央ちゃんの涙」が教えている。
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