監査と経営
今日の朝礼で上記テーマについて話しをした。
まず、第一に手順の違い、第二に視点の違い、第三に目的の違い等々である。
手順の違いについてであるが、監査は遡及するつまり結果から遡ることによって事象の検証をすることを目的とする、経営は昇順つまり時間の流れに沿って行われることを通例とする。
視点の違いについては、監査は成否の検証をするのであってそこに意思は働かない、経営は全く逆だ。
最後に、目的の違いについてはこうだ。監査はある組織体を客体にして合目的的な評価をすることだし、経営はその組織体自身の運営そのものに関わることだ。そこには、経営理念・経営戦略・経営計画・業績管理の要素を持つ経営管理そのものなのだ。
会計事務所の経営者に対する助言は、経営者の視点で話さなければ意図は伝わらない。
相手の視点に立つと云う事はどんな場合も必要だと云う事。そして相手を大事に思うことはもっと重要だ。
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