君はマイケル・サンデルを知っているか
用事を済ませる間、本屋を覗いた。そこでふっと眼にしたのがこの本だ「これからの「正義」の話をしよう」。
そうだ、いつかテレビで見たよこのオッサン。ハーバードの大教室で展開される講義、イヤーカッコイイのだ。
学生に問う、「一人殺せば五人助かるとしよう君は実行するか!」こんな風に講義が展開されてゆく。ハーバード大学の学部生に30年にわたって政治哲学の講義を続けている同大学史上最多の履修生数を誇る講義なのだ。
巻末にこうある。『息子のアダムとアーロンはスプーンを持てるようになって以来、我家の食卓で正義をめぐる議論にどっぷりと浸かってきた。二人の道徳的な真剣さと怜悧さと熱意は、手強く、奥深く、見ていて喜ばしかった。考えに迷うと、我々はみんなキクに頼る。彼女は我々の道徳的・精神的試金石であり、私の魂の伴侶だ。愛をこめて、本書を彼女に捧げる。』と。
こんな風に一度書いてみたい。
« 熱暑がやって来た | トップページ | 今夜は何を書こうか »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- ミャンマー視察行 4(2013.11.19)
- 日銀幹部との意見交換会(2013.03.12)
- 民主制(2011.02.21)
- 真の事業仕分け(2010.11.01)
- 日本の形が変わる(2010.07.26)
コメント