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2010年12月 6日 (月)

プロゴルファー藤田寛之と云う男

 昨日、「日本シリーズJTカップ」と云うゴルフのメジャートーナメントの最終日の後半戦をテレビ観戦した。
藤田という、プロゴルファーとしては地味なそして41歳と云う年齢でメジャー無冠、これからのメジャー優勝の機会もそう多くは望めない。今、千載一隅のチャンス、これを逃したらメジャー無冠に終わるかもという最終ラウンド、上がり三ホールでの彼の勝負は観ている方も力が入った。
 15番ホールまで2打差ビハインド、16番ミドルバーディ、17番ロングホールイーグル、そして最終ホールのショートはこのクラブ最難関ホール。ここでパーなら一打差で優勝と云う場面。観ている方も緊張するが当人の心境は図りしれない程のもの。
 結果はガードバンカーからのアプローチをワンパットで沈めて一打差優勝。彼らしく小さくガッツポーズをしてその喜びを表現していた。が、その後テレビカメラはグリーンサイドで蹲るキャディーを捉えた。たぶん彼のキャディーだろうと思う、今までの緊張が一気に解けた瞬間だったのだろう。彼も戦っていたのだ。こんなパートナーと仕事が出来る彼の人格とその幸せを感じた。いい週末であった。

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