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2011年2月23日 (水)

存在

 日本では、外出先で度々不愉快な場面に出くわす事が多い。街を歩いていて方向も変えず肩からぶつかってくる人。面と向かっても道を譲る気配のない人。人にぶつかっても声をかけない人。混んでる車内に声も掛けず分け入る人。電車の扉が開くと降りる人をかき分け乗り込む人。エレベーターホールでドアが開くなりいきなり飛び込んでくる人。街では「我」が優先し、人の存在を無視したような行動を取る。こんな人たちは家では、家族の中ではどんな態度をとるのだろうか。人は躾けられていたり、身に付いていることしか咄嗟には表現できない。
好きな仲間同士だけでこの世が生きられるのならそれでもよいが、一般社会は違う。彼らは物質的に豊かになった日本で安全な社会を満喫しているのか、他人の存在など考えなくなってしまったのだろうか。
 一言、声をかける習慣があったらもっと心地よく生きられると思うのだが。

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