災害
昨日はご存じのように東北・関東大震災があった。自分の被災体験を昨日は書けなかったので土曜日の今日書いてみる。
実は、昨日いすみ市の岬町まで仕事があって出かけた。東金で社長を拾い、波乗り道路を岬町に向かって走っていた2時半過ぎ、突然、運転中の車のハンドルが取られ蛇行し始めた、ふっと近くの電柱を見れば電線とともに激しく揺れていて只ならぬ地震だと分かった。すぐにラジオを付け、宮城沖で大きな地震が発生したことを知った。
兎も角、揺れが一旦収まったら早く本社に着く事だ。海岸に一番近いところを走行しているのだ。
ラジオは巨大地震の模様を刻々と伝え、九十九里・外房は2メートルの津波、到着予定時刻は3時20分時、時間が無い。到着後テレビにくぎ付け、当地は10メートルを越える巨大津波の予報、どうするか早き決めなければと思いつつ、眼下の国道を見れば何事もないように行きかう車、彼らは差し迫った危急事態を知っているのか!
ノー天気野郎どもの群れ。天災を甘く見てはしないか。2階でテレビを見ながら仕事をこなし、津波情報を見つつ対処の方法をあれこれ考える。津波が来るなら此処が一番、安全動かない事だ。時期を見て脱出、安全な道を帰る算段をする。
5時過ぎに現地を出、海岸よりの道路を避け内陸を行くことにする。車では一人、孤立している。しかしこの状況を救ってくれた力強い味方があった。「BAYFMとナビゲーション」、帰宅設定をすると行く先々の情報が入る。例えば東金有料道路は閉鎖、外房有料は通行可など。
BYFMは特別番組に切り替え県内の詳細な情報を流してくれる、繋ぎは気持ちを落ち着かせてくれる優しい曲の数々。
車で一人帰宅を目指す身にはどれ程癒されたか・冷静に行動できたか。危難に出くわしたときは孤立を避ける手段が大事と身を以って感じたので此処に書いておく。
BAYFMの皆さんありがとう!
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