戦友
我が家には私の戦友が居る、余り頼りにならない戦友が居る、1999年冬に突然我が家に現れた。それまで我が陣営はアマゾネス集団の集まりであった。強い味方が現れたと思った。が、日をおく毎に期待は裏切られた。簡単に女の軍門に下るのだ。特に食べ物に弱い、私とは全く異なる存在であった。
しかし、彼が来た頃は我家にとって重要な時期であったと云える。原因を作った次女は中学生、上は高校生、彼らの多感な時期を我家のひ弱な私のパートナーはいつも一緒だった。今年、11歳、男としてヤヤ老境であるが元気だと思っていた。3月18日の日、目は虚ろで、息苦しそうな素振りにこのうち続く地震に心身症にでもなったのかと思ったのだが、実は違ったようだ。彼は悪性のリンパ腫のようだ、余命は幾ばくも無いと告げられた。
私たちに出来ることは何か、考える、何時までも元気でいると信じて疑わないものもいつかは終わりが来る。
彼はいつまでも我家の家族である。
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