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2011年4月12日 (火)

首都圏の防災

 過日、当確の出たある知事候補が節電に触れ、パチンコや飲料水のベンダーが消費する電力は1千万キロワットにも及ぶ、こんな無駄な電力を消費する国は何処にもないと宣うた。節電が必要なことは誰でも知っているし、今次、否定する者もいない。が、しかしである、発想にバイアスがかかっている、何時ものことだが。
 今、起きている災難は云っては悪いが、過疎地もっと有り体にいえば僻地で起こっていることだ。彼らは不便・我慢と何時も隣り合わせに生きてきたと云える。世界の称賛を得られるのは彼らだからこそである。
 一方、目下、不安になるのが首都圏直下型地震の心配とその影響である。首都圏に生きる人の大半は、便利・豊かに生きている。一旦災害が起こって不便・我慢・不安な状況になった時、どういう行動をとるだろうか、印象はネガティブだ。
 自然の脅威は計り知れない、日々これを感じている人と便利に生きている人の覚悟は明らかに違うし、対応も違う。天に祈るしか出来ない事もある!

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