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2011年5月 9日 (月)

事務局主導

 民主党政権の政治方針の一つに「政治を官僚の手から政治家へ」がある。今までの政治手法や政策決定過程がともすると官僚の手に委ねられているとの反省からだと思われる。
 勿論、国の在り方や構想の策定から政策立案、執行や評価を主導するのは政治家の役割だ。これを長く前の政権は行ってこなかった。
時代が安定成長軌道に乗っているなら是とされる手法かもしれない。が今は世界的に不安定で先進国ほど低成長が続き、これからの国の在り方が問われている時期である。官僚主導でよい訳が無い。でも、政治家だけで国の運営が出来ない事も明らかだ。
 組織を運営していくための原則的な算段は、構想や戦略はトップ(つまり政治家)が決め、権限委譲し、官僚が運用し、評価し、政治家が責任をとるのだ。

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