古賀茂明という男
ご存じの方もいらっしゃると思うが、話題の経産省キャリアで、いま官房付、先週末にも退職勧告を受けているという。その名を古賀茂明と云い、嘗て、渡辺喜美氏とともに公務員制度改革基本法案の骨子を作った男である。
経産省改革派の急先鋒である。流石に経産省のお役人である。こんな国になってしまった原因から問題解決の処方までも民間企業に見立てて分析しているから我々にも分かり易い。
財政破綻の間際(民間で云えば過剰債務)に対する処方は、先ず出のカット、つまり人件費と財務の大幅カット、そして歳入の健全化、つまり国家戦略の確立である。
今の政治家にそんなこと出来る訳がないと日本人の多くが考えている。専制政治なら暗殺か失脚で始まるのかもしれないが、民主主義国家はそうはいかない。国民がノーと態度を明らかにするしかない。
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