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2011年9月13日 (火)

停滞期に於ける会計事務所のあり方

 前に中世ヨーロッパの歴史を書いた。ローマ教皇を頂点とする権威主義的国家運営からやがて、ビザンチンの文化や科学・技術がルネッサンスを誘い、イングランドのようなカソリックと一線を画した国教の国の技術革新による発展と大航海時代の産物としての植民地支配とそこに連なる帝国主義国家の形成。遅れてやってきたドイツ連邦との軋轢と二度の世界大戦。この間のヨーロッパの帝国主義国家の再編と盛衰。過去の植民地支配を通した富の蓄積なしには衰退期を生き延び、復活することなど出来なかったと思っている。
 今の日本は間違いなく衰退期にある。停滞期を脱するためにはこの蓄財の存在の確認とその活用の仕方についてのコンセンサスが必須である。政治家に求められ、会計事務所にも求められる素養とスキルとは、資産(人材を含む)の活用のノウハウの蓄積と展開にあると云える。

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