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2011年11月28日 (月)

天災・人災或いは災難

 先ほど、タイランドのアユタヤにある現地法人の幹部の方からお見舞いのお礼の電話があった。今回はとんだ災難であった。チャオプラヤ川上流の50年に一度と云う大洪水がタイ北部からじわじわと下流にある工業団地や都市部に迫り、大半の街が洪水に沈んだ。此処に暮らす人々や企業に甚大な被害と障害を生じさせた。
 現地の生産のストップで生産に支障をきたす企業群も多くあったようだし、此処でもサプライチェーンの供給障害リスクを浮き彫りにした。
 人は、絶えず自然と対峙していることを忘れてはならないし、その影響を最小限に食い止めねばならない事は当然のことである。
 だが、しかし、生じてしまった事態を受け入れ、そこから立ち上がる勇気や気力も必要であることに変わりはない。

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