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2011年11月 2日 (水)

チョコレート

 8月中旬に中央ヨーロッパ(ドイツ、オランダ、ベルギー、ルクセンブルグ)4カ国に旅したことは以前書いた。その際、旅の目的や感想を書いたが、一つ漏らしていたことがあるので此処に書いてみる。実は昨日、チョコレート製造に関わっている方々と会食をしたときにベルギーその他の国のチョコレート談議になったのでその模様を描いてみる。先ず、先だって頂いたアメリカ製のゴディバのトリュフの話からマレーシアの旅で食した現地ブランドのチョコ、そしてベルギーのチョコと数々の産地やメーカーの話になって、結局は、チョコレートは文化であるというところに行き当たったのだった。
 原産地でいけばマレーシアでカカオは採れる、しかし原料がとれるから美味しいとは言えない。ベルギーは原産地から遥かに遠い。しかし嘗て植民地であったところでカカオ豆が採れた。そしてその食文化の高さ(貴族がいた)が上等のクーベルチュール(チョコレートの原料)の製法を産んだのである。文化が美味しいものを生む。

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