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2012年2月

2012年2月29日 (水)

原発事故の慌て振り

 民間の原発事故調査委員会の報告が出たとマスコミが伝えている。
その中に中央の慌て振りや無策振り、混乱振りが指摘されていると云われる。最近BCP(事業継続プラン)の導入促進が云われているが、突発的な事象は何時起こるか分からないものである。だから、何時もその備えがいる。事故が起こってから対処するのを「泥縄式」と云う。
 悪い時に悪いトップを頂いた国民の不幸が此処にある。日本と云う国は他国から見れば何と御しやすい国だと映るだろう。ミサイルの一発でも首都圏に打ち込めばそれだけで、国中大混乱で自壊してしまうだろう。極めて不安定な国である。何処に国体があると云うのか!

2012年2月27日 (月)

最近の若者

 今から何年前だろうか、やたら、若者が苛立っていた時期がある。社会の現体制に対する怒りと云うより、他人に対して矢鱈怒っていて人を人とも思わないような言動が目立っていた時期があった。
 ある時、最近の若者は気心の知れた仲間内で行動し、他を顧みない引き籠もり集団の様に見えるのは私だけだろうか。
 世の中の変革や革命は常に若者の怒りが火を付けたと云ってよい。今の日本に変革の必要はないのだろうか。
誰がその役割を果たすと云うのだろうか。

2012年2月23日 (木)

確定申告

 今、確定申告真っ最中である。私どもの所得税確定申告の御依頼件数はそれほど多くはない。しかし、この季節特有のしかも、その時期を納税者も我々も自由に選べないからこの時期に集中する。謂わば年中行事である。
今日、12月決算の大半の法人税申告と所得税の確定申告の3分の1程の電子申告による代理送信をした。
 今年の特徴は、確定申告の出足の早さである、昨年の凶事が頭にあるのか、遣るべくものは出来るうちに済まそうと考えているのか。何れにしても出足が早い。世の中、万事こんな風に進めばこの国ももっと変わったものになっていたろう。

2012年2月21日 (火)

職務分掌

 昨日、ある団体の重要な会議があって私が担当責任者なので出席した。その会議はその組織内の各部や委員会の長で構成され、次年度事業計画とその予算案の各部・委員会間の調整の場である筈のもの。
 議長に促されての発言は自身の所属部門の活動に対する疑問や事務局の積極的関与を促す発言等を聞いていて、この場の会議の意味を理解しているのか疑った。
 組織で活動するとは、組織内の各職務の権限と責任を明確にし、「報・連・相」を利かせることだと理解している。
 こんな状態では己が自身の経営のスタイルが透けて見えてしまう。経営は組織でするのであれば、組織管理組織の構築は必修のものだと思うのだが!
 

2012年2月20日 (月)

雛人形

 先週末、家内が雛人形を出した。いつも、ウィーク・デイの朝、床の間でストレッチ&筋トレを30分程こなしている。
そこに今朝、雛人形が飾ってあったのだ。トレーニング中に、この雛人形を見たカナダからの留学生が卵のように無表情な人形の顔を見て怖がっていたのを思い出した。
 ところで、いま私のベットの枕元には「猿ぼぼ」が置いてある。飛騨地方の幼子に与える人形で赤と紺の綿布で作ったシンプルな人形である。その素朴さが気に行って枕元に置いている。その顔は赤い綿布で出来たのっぺらぼうである。エリシャが見たら何と云うだろうか。僕はその時の気分で違った顔に見えるのが楽しい!

2012年2月17日 (金)

企業の品格

 嘗て、藤原正彦著「国家の品格」の中にその要件が揚げられている。
1.独立不羈
2.高い道徳
3.美しい田園
4.天才の排出
 翻って、企業の品格はどこに求めたらよいだろう。「日本で一番大切にしたい会社3」で坂本光司は謂う。「人を大切にする経営」と。
1.社員とその家族
2.社外社員とその家族
3.現在顧客と未来顧客
4.社会的弱者
5.出資者・支援者
 身近な人間に支持されない経営は無いに等しい。

2012年2月15日 (水)

経営の継続性

 昨日は同業の告別式に参列した話を書いた。故人は昭和23年生まれ、つまり、団塊の世代の真ん中、私の一つ上の方である。
 とても人ごとではない、この時期、確定申告に3月決算を控えた会計事務所にとっての繁忙期である。こんな時に突然資格者が亡くなる。御本人初め会計事務所やクライアントにとってこんな不幸な話はない。正常化に真空期間が生じてしまう。
 ところで、我が事務所の場合はどうか、税理士試験に合格した三須君の登録は今月末、我が娘の会計士の合否は5月。つまり、この期間私は死ねないのだ。

2012年2月14日 (火)

最近の課題

 今日は忙しかった。昨日来ていた訃報のファックスを見落とし、私が支部長を務める千葉支部の会員ご本人の告別式が本日である事を知り、急遽、葬儀会場に駆けつけることになった。そこから今日の業務が始まったが、午後にはクライアントの2社で今後の会社の重要な方針についての御相談があると云う事で伺う事になっていた。
 一社はこれから取得しなければならない許認可に対応した経営環境についてのご相談であり、もう一社はMBOについての経過報告と今後の課題について相談があった。
 二社ともお付き合いの古い会社であるが、健全経営を続けている。これからの経営課題について的確に助言でき、適切な専門家を紹介できる、ないしは、連携して事に当たれる、そんな環境と自身の努力が要求される。経営環境は時を待たない!

2012年2月13日 (月)

先週末はロータリー

 先週末はロータリー・クラブのIMと云って、直訳すると「都市間連合による交流」と云うプログラムである。つまり、分区と云う7,8クラブを単位とした連合体の親睦と情報交換を企図したミーティングである。
 今回のIMは各クラブの会長エレクト、つまり、次期会長予定者(私もそうだが)によるスピーチとリーダーによる講評、そして、その後の懇親会という内容である。偶には、他クラブの内情を知る機会としてとか人的交流も、結構これで楽しいものなのだ。
 これをロータリー・クラブでは友情を確認する、奉仕の機会を得るということになる。満更、嘘でもないこともよくある。でも最後は、身内での酒盛りと為るのが通例だが!

2012年2月 9日 (木)

只今、我が家の平均年齢は68歳

 今週の初めから一週間、いや、先週もだが、長女が一週間単位で出張中である。残された家族と云えば、我々夫婦と母のみである。当然、平均年齢は急上昇、一挙に高齢化社会の現出である。当然会話の内容は変わるし、口数も少ない。
一家に若者は必要だ、つくづくそう思う。次女がいた頃と大きく違うのは妻のヒステリックな小言が減った位だが、話題は若くて、旬なものがいい。

2012年2月 7日 (火)

経済のソフト化

 昨日、商社の決算について書いたが、今日はそれに関連して日本経済の行く末と云うか、向かう先として経済のソフト化と製造業の高度化がある。言いかえれば、先進国経済にとって、新興国との際限のない価格競争は先進国にとって何ももたらさないと考えるからだ。
 先進国には先進国の遣り方があると思っている。製造業で新興国企業と戦うならば低賃金国か市場国への展開だろうか。
 製造業の海外進出の後の雇用はサービス業が守る。それも高付加価値化が条件だ。その要件は語学と創造性である、つまり、高度な知識と柔軟な思考である。教育が重要である。

2012年2月 6日 (月)

商社の決算が好調

 先週末の日経の3月決算予測では総合商社の決算が好調とのこと。理由は新興国の成長に伴う旺盛な資源需要が背景にあると云う。世界の資源高の中で、不断の世界の資源権益を獲得してきた効果が実っていると云うのだ。記事は商社の過去の口銭ビジネス・モデルが様変わりと云っているが、今の世界情勢や日本の現状を考えれば私でも決断できる極めて当然の判断だろう。この資源ビジネスの成果による1兆2千億円程の配当収入が国内にもたらされる。
日本の将来を考えれば当然の帰着であるが、一方、国内問題としては雇用確保の問題が解決されるようなビジネス・モデルの展開が求められている。

2012年2月 3日 (金)

国の興亡

 ヨーロッパの歴史は中世に始まる。気候の寒冷化でゲルマン人が南下し、衰退期にあったローマ帝国は南北に分裂した後崩壊、中世ヨーロッパの始まりである。その文化の根底はカソリックをはじめ各地の正教などのキリスト教である。神聖ローマ帝国に見るように政治の主権の正統性はローマ教皇の王権神授による。宗教の権威が政治的権力の後ろ盾である。
 翻って、西アジアは7世紀初め、ムハンマドの誕生によって始まるイスラーム文化の伝播である。これは僧俗一致の規範即政治である。僧俗一致の文化である。
 東アジアの場合はどうだろう。ヒンズー教、仏教、儒教など生き方を説いた宗教群である。政治とは距離を置く事を潔しとした。
 宗教が政治に口を出すのはその国の後進性を示す。

2012年2月 2日 (木)

仕事の流儀

 私どもの仕事に対する取り組み方について書いてみる。御存じの方もあろうけれども、その流儀は「経営理念」に表現してある。
 私どもの仕事の大半はお客様であるクライアントの皆様方の経営に関する事や税務申告等のお手伝いをする事である。
 従って飽くまで主人公はクライアントの皆様や申告業務等の依頼者の皆様方である。皆様に最適な提案をしその実施のモニタリングや御意向に沿った最適な申告を提案する事にある。
つまり、私たちの重要な資質は提案に納得いただく為の「見識と人格」に拠っている考えている。この重要な要素を磨いていく事が我々の使命を果たす重要指標と思う。

2012年2月 1日 (水)

育み

 月曜日からMAの古賀が子連れで出勤している。御嬢さんの免疫力が低下し、保育園での保育に心配があると忠告されたらしい。
 嘗て、私が開業間もない頃は、娘が事務所にいた事も珍しくはなかった。職場は戦場だと云う人もいるが、私は家族を持った人達の集まるところと考えている。従って、儘ならぬ事は皆で支え合えば良いことだ。
 幸いに、彼女は微笑みの可愛い、豊かな感性を持っている。家庭での育みの豊かさを表現しているようだ。

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