国の興亡
ヨーロッパの歴史は中世に始まる。気候の寒冷化でゲルマン人が南下し、衰退期にあったローマ帝国は南北に分裂した後崩壊、中世ヨーロッパの始まりである。その文化の根底はカソリックをはじめ各地の正教などのキリスト教である。神聖ローマ帝国に見るように政治の主権の正統性はローマ教皇の王権神授による。宗教の権威が政治的権力の後ろ盾である。
翻って、西アジアは7世紀初め、ムハンマドの誕生によって始まるイスラーム文化の伝播である。これは僧俗一致の規範即政治である。僧俗一致の文化である。
東アジアの場合はどうだろう。ヒンズー教、仏教、儒教など生き方を説いた宗教群である。政治とは距離を置く事を潔しとした。
宗教が政治に口を出すのはその国の後進性を示す。
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