カントリーリスク
昨日、ロータリークラブの地区大会があり参加した。記念公演はあの桜井よし子女史、ゴテゴテのタカ派で知られる人だ。この日の話も中国脅威論一色と云ったところである。例の尖閣諸島問題から始まって、最近の海洋への異常なまでの進出についてその脅威と展望と云うところがテーマである。
チャイナリスクは昔から云われているが、政治と経済の分離と謂うか、海外の民間企業の誘致には積極的である。先進国も生産拠点としてだけでなく、有望な市場として、そのスケベ根性を覗かせながら政治体制や人権・言論問題を捨象して現実的な対応をして来た。
が、しかし、一旦、政治問題が浮上すれば、経済は右往左往の体である。海外の資本導入の目的はその技術移転にある、何時かその技術移転で産業振興を図り、自前の技術で世界を市場にすると云うのが目的である。
そこのところの微妙なバランスで上手く云ったのが、日台関係だ。日中間で同じ展開が出来るというのか、是ばかりは分からない。
双方に利害を越えた信頼関係が構築できるかと云う視点がその明暗を分けると思っている。
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