街の職業会計人の役目
最近の地域社会での職業会計人の役割の重要性が注目を集めている。税金の計算や決算書の作成と云った従来型の仕事の事ではない。
この従前の仕事柄から派生して、経営支援にもその力を発揮してほしいと行政サイドは考えている。しかしだ、街の職業会計人のどれだけの専門家がこれに対応できると云うのだろうか!
会計を通した経営アドバイスをどれだけ行っているのか、はたまた、経営者が経営状態を把握し、第三者に語れるような指導をしているのだろうか。
多くは、専門的なことは我々に任せて一所懸命に働いてください、位のことしかしていないだろう。何故なら、会計処理やその読み方を伝授したら、会計事務所はお払い箱になると恐れるからだ。何も解約要因を自ら指導するような真似はしないのだ。
これでは、経営者がこの難しい環境を生き抜くことなど出来やしない。将に、世の中の要請に背を向ける様な会計人が実は多いのではないかと危惧している。
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