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2013年5月22日 (水)

20個の饅頭

 江戸の中期には「江戸しぐさ」と云う、町民の心配りの流儀が存在したと何かの本で読んだことがる。人に対する配慮が存在した。
 昨日、ドコモショップとタイヤ館を経営する会社にお邪魔したが、経営者たちが悉く云っていた最近のシニア層は店で「よく切れる」と云う。理不尽なクレームをつけたり、厳しい要求をしたりと、現場では想像を超えたシーンが展開されているようなのだ。
 きょうの日経の春秋と云うコラムに次のような話が載っていたので紹介しておく。立川志の輔氏から聞いた話として「子供が親から饅頭を20個買ってくるように云いつかってお店へ行くと、旦那がよかった、丁度20個残っているよ、後は作らないんだと云った。そこでこの子は、あー、間違えた親から云われたのは18個でしたと云って買って帰ったと云う。親にその話をすると「いいことをしたね」とほめられたと云う」、こんな話だ。どう思われますか。

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