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2013年9月

2013年9月30日 (月)

IPCC

IPCC( Intergovermental Panel on Climate Change )の第一作業部会が第五次評価報告書を公表したと云う記事が新聞各紙に載っている。地球の気温上昇は二酸化炭素排出量に比例している処から、地球温暖化の原因は人為的要素が高いと云っている。
 地球の気温上昇はその経済的発展を伴う人間の豊かさ追求の謂わば代償である。この反省に立って、二酸化炭素排出量を削減すればよいと分かっていても、国際的格差がそれを許さない。ここは日本はじめ先進国の英知を集めて、温暖化抜きの豊かさを追求していくべきであろう。真の豊かさとは何か、真剣に考え、それを人間の、地球の、モノにしていかねばならない時期に来ているように思う。皆さんはどう思われますか!

2013年9月27日 (金)

中小企業の内部統制

 今日、私名義の小切手の振り出しで書き損じが出てしまった。その始末について新人スタッフに声をかけて、その処理について話そうとした。その時、事務所にいたスタッフ全員が興味深そうに集まったのを見て、衝撃が走った。と伴に会計事務所で純粋培養されたスタッフは、監査局面でしか企業を見ていないのではないか、現場での正当な諸手続きについての経験がないものばかりではないかと危惧した。
 決算書の信頼性は企業の現場で起こる事象を正確に反映したものでなければならない。そして、その取引の記録の信頼性の担保は仕組みとその運用にあるのである。
 そんな意味で、これからの中小企業の業績UPや決算書の信頼性の確保は、企業の内部統制組織の整備と運用に掛っていると云ってよい。

2013年9月26日 (木)

事業継続と雇用

 最近、世界の最新の経営学の動向に関する書物を読んでいる。
昨日はIT関連の会社で私が監査役を務める企業の役員会に出席して来た。そこでの話の中にITシステム関連市場の見通しに明るさが見えてきたと云うのがあった。
 投資を控えてきた大手が開発に動いていること、ITでもWeb系の開発要員の需要が底堅いと云うこと等期待できる環境にあると云う。
 ところで、ITシステム(Web系も含めて)開発担当者の賞味期限は早い。一方で、成長産業の一つとして介護事業が挙げられるが、これも若い労働者が主流だ、中高年に向かない仕事でもある。
 成長分野の企業の成長や継続と雇用の安定と循環は必ずしも合い入れるものでない事は問題ではないのか、私には分からい。

2013年9月25日 (水)

時代の変化

 カナダのブラックベリーが身売りするそうだ、嘗ては、スマホの雄であったと思うが。フィンランドの携帯端末メーカーのノキアも不振でマイクロソフトの支援を受けると聞いた。時代の流れは速く、IT関連の栄枯盛衰は取分け早く、ビジネスモデルもそのサイクルが短い。そこで働く人間も賞味期限は早く、30歳半ばでその有用性が尽きると聞く。世の中、みんな、目にもとまらない早さで時代は過ぎ去るのか。
 きっと、そんな事ばかりではないと、密かに思っている私がいる。

2013年9月24日 (火)

今日から順大の講義が始まる

 順大で管理会計の講義を初めて4年目になる、早いものである。今年は秋が来るのが遅いせいか、授業も一週間遅い。今年は土曜日の授業が2回もあるから変則である。あれこれ、人前で話す機会も多くなって、慣れも出てきたところもある。上手くなることは大事だが、もっと大事なことがある。慣れにかまけてマンネリにならないことだ。
 多少の緊張感は何時でも持っていたいものだ。

2013年9月19日 (木)

秋の陣

 終戦記念日やお盆、そして夏休みが終わってもうお彼岸である。先週末は台風18号が列島を縦断し、朝晩はめっきり秋の気配が深まってきた。
 私の好きな季節である。草萌える春よりいい、これから厳しい冬を迎える準備の季節が好きだ。
ある処で、物事には必ず表裏があると語った。真理だと思う。悲観的なことにも必ず希望の芽はある、そう信じたいし、そう想う人も必ずいる。そうでなければ、循環の底から這い上がることは出来ない。

2013年9月18日 (水)

京都の川

 週末は、観光名所京都で台風の影響が大きかったようだ。特にテレビで報道されることが多かった嵐山付近は渡月橋を濁流が渡っていた。
 京都を流れる川は、加茂川が下鴨神社の南で高野川と合流し、鴨川となって南に流れ、上記の渡月橋当たりまでを保津川と云う川は嵐山付近でその名を桂川と変え、鳥羽・伏見あたりで鴨川と合流する。そして、京都の東側を流れてきた宇治川や木津川と大山崎あたりで桂川が合流し、淀川と名前を変えて大阪湾にそそぐ。
 鴨川と桂川の合流地点は鳥羽伏見の戦場であったし、大山崎は山崎の合戦の戦場でもある。

2013年9月17日 (火)

週末

 台風18号が本土を窺がう先週末、三連休の行事が入っていたため愛犬を例によって合宿に出すことが決まっていた。そこで、悪天候の中、予定通りゴルフ行を決行した。
 前泊予定でゴルフレッスンを受け、翌日のコンペに備えると云うもの。結果は、レッスンを雨中の中で受け、午後は晴れ間がのぞく中ハーフをラウンド。そして、リゾートホテルに一泊。翌日はコンペどころではなく、台風が本土を横断する中、帰るタイミングを計ることとなってしまった。
 昼ごろ、台風の余波を受けながら無事帰宅。何ともまあ目的のない一日を過ごしてしまったが、変に一日を無駄にしたとも残念だったとも思えなかった。3日間(初日は母の敬老会のお付き合い)をノンビリ過ごせたのも余裕があってリフレッシュにもなった。多分、同行した母子も同じことを考えていたのではないだろうか。晴れやかな笑顔が其れを物語っていた。

2013年9月13日 (金)

税務コンプライアンス 2

 昨日、税務コンプライアンスについて書き始めたが、話の展開がズレテしまったので、ここで、税務コンプライアンスとは何かについて纏めておく。
 最近、国税庁は企業の税務に関するコーポレート・ガバナンスへの取り組みの評価を始めている。その大きな柱は税務コンプライアンス(法令遵守)の評価でもある。内容は、① 経営者の納税姿勢 ② 経理、監査部門の充実度 ③ 内部統制組織の整備・運用の程度 ④ 税務に関する情報の社内共有化と云ったところの機能評価である。
 これは、中小企業にも十分にあてはまることなのである。いま、国税庁も税理士も納税意識が高く、経理体制の整備された一定の企業に「書面添付」と云う納税環境に関する税理士のレポートを添付する制度がある。税理士への意見聴取で内容の合理性が認められれば、現場の調査が省略されると云う制度でもある。わが事務所も多くの「書面添付」を行っている。大半が調査省略である。
 もう一つ、敢えて言うならば中小企業も内部統制組織の整備は必須である。これは経営戦略上も、経営管理上も企業の対外的な評価(信頼性)にも繋がるものである。

2013年9月12日 (木)

税務コンプライアンス

 税務コンプライアンス、こんな言葉があるそうです。コンプライアンスとは「法令遵守」、つまり、ルールを守ると云う事です。
 つい最近の日本の中小企業の納税規範は、「バレモト」であった。上手く租税を回避することが「税理士の腕」と思われてきた、例外はあるが。租税回避が常識の国を見れば解るが、国家が信用されていないと云う事である。 つまり、我々をいざという時に守って貰えない国家、つまり、、新興国以下の国々の話と思うが、つい最近まで日本も上記のような納税者が跋扈していたのは事実である。
 最近は大分、趣が変わって来た。それも、最近、信頼性の高い決算書のステータスが格段に評価される世の中になりつつある、当り前の事であるが。このトレンドを理解できない経営者は世の中から排除される時がやって来た。
 いつの世もトレンドを見失ってはいけない。皆さんの好きなピーター・ドラッカーは、現在の社会的・文化的・経済的現象のことを「すでに、起こった未来」と云っている。

2013年9月11日 (水)

2020年東京オリンピック

 8日早朝、2020年のオリンピック開催都市が東京に決まった。1964年(昭和39年)東京でオリンピックが開催された、この年、私は中学3年生の秋、虫垂炎で千葉大付属病院に入院中であった。父がベットで観戦が出来るようにその当時珍しかったポータブル・テレビを購入してくれた。女子バレーボール決勝はそのテレビで観戦していたが、縫ったばかりの下腹部が裂けそうなくらい興奮したのを覚えている。
 前回のオリンピックが日本の高度経済成長の呼び水であったのと異なり、今回のそれは、成熟した東洋の先進国の伝統・文化を広く知って貰う「おもてなし」の機会である。伝統・文化に限らず、日本人の心情を理解してもらう絶好のチャンスでもある。日本を学び、コミュニケーションスキルを磨くことにしよう。

2013年9月10日 (火)

夏休みの後先!

 今日までのブログの最後が先月末になってしまったが、これには歴とした訳がある。先月末の土曜日は久々のマリンフィールドでの野球観戦(テラス・スウィートと云う冷房完備のパーティールームで、うちの家族を伴いTKCグループで)。今月の初日から4日間は私と家内の夏休み。今回は娘二人を伴って何時ものところでゴルフ三昧。
 帰って、一日置いて、福岡にある大型事務所の営業手法と事務所運営の現状視察。と、まー、公私を交えて結構多忙な日々を送ったが、大変充実した一週間であった(ブログが書けませんでしたが)。
 今年の夏は、終戦の前後の話題や家族との交わりと、何時もは出来ない事を楽しく体験することが出来た10カ間でもあった。

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