中小企業の内部統制
今日、私名義の小切手の振り出しで書き損じが出てしまった。その始末について新人スタッフに声をかけて、その処理について話そうとした。その時、事務所にいたスタッフ全員が興味深そうに集まったのを見て、衝撃が走った。と伴に会計事務所で純粋培養されたスタッフは、監査局面でしか企業を見ていないのではないか、現場での正当な諸手続きについての経験がないものばかりではないかと危惧した。
決算書の信頼性は企業の現場で起こる事象を正確に反映したものでなければならない。そして、その取引の記録の信頼性の担保は仕組みとその運用にあるのである。
そんな意味で、これからの中小企業の業績UPや決算書の信頼性の確保は、企業の内部統制組織の整備と運用に掛っていると云ってよい。
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