敗れざる魂
先週央、冬季オリンピックの花、女子のフィギュアスケートが始まった。男子は予想を超えた本邦初の金メダルの獲得。これは以前に書いた。この勢いで女子のメダル獲得は期待は大いに高まった。未明のショートプログラムがあった翌朝のニュースは彼女たちに気を使ったのかそのことに触れない。真央ちゃんは茫然自失の16位。前回を上回るメダルどころか、入賞も危うい。画面で彼女の顔を見るのが辛い。翌日のフリーの始まる直前の彼女の表情は眠れぬ夜を過ごしたように目は腫れ、悲しみに沈んだ表情である。
有終の美を飾る大一番、こんな筈ではなかったのだ。昨夜の絶望を忘れるには如何にも若い。しかし結果は違った。最後にふさわしい爽やかで伸び伸びとした演技、終わった後の微笑みと涙。きっと、これが彼女のこれからの人生の支えになる。多分相違ない。
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