大原美術館
9月中旬、小久保製氷冷蔵の西日本コクボの本社工場の竣工式典にお呼ばれし、兵庫の西脇市に行ってきた。新神戸で下車するのも初めてだし、岡山にも足を運んだこともなかった。
3連休でもあるし、序でに倉敷のまち、特に、大原美術館を訪ねたいと思った。美術館の隣に建つ倉敷国際ホテルに宿泊し、夜の散策に始まり、翌朝の美術館から美観地区辺りを逍遥し、帰途に就いた。
ホテルの朝食時にはあの高階秀嗣氏(文化勲章受章者で美術評論家)と隣りあわせに。いまは、大原美術館の館長をされているという。
この美術館の収蔵品は素人が見ても大変充実しているように思えた。ここにある大半の作品は地元出身の画家「児島虎次郎」が収集したものだ。これらの美術品の収蔵場所として大原孫三郎氏が建てたのがこの大原美術館である。とくに、今回の旅で一番印象深く感じられたのは、彼と同時代に生きた画家たちの絵画が大半であることだ。後に世に出る画家たちのその時代に収集出来る目を持っていたことに感動を覚える。そこには本物の絵画に、本物の画家、本物の素封家でありパトロンがいる。
もう一度、家内を連れてゆっくり周ってみたいものだ。
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