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2016年4月21日 (木)

地方分権の必要性

 地方分権、地方創生(まち・ひと・しごと)と喧しい。何度も書いたが、日本が中央集権型であった時期は極めて短い。古代から近代までの歴史を遡れば明白な事実だ。明治維新は間違いだったと最近出版された本の主題だ。興味のある話だ。徳川時代の長い鎖国の得喪はその正確な評価と時代に合った体制を模索しなければならなかったが、現代はその検証を忘れてしまったのかも知れない。大きな損失である。今、地方を活性化させる為には短期的には活性化に奔走できるバカ者の発掘と中期的には人材の育成だ。そんな意味で各地方大学の役割は重要である。
 いま、地方の各経済諸団体と行政の役割はその重要性を増している。取り残されないような取り組みが求められているのだ。

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