クラウド会計とかFINTECHとか謂うが!
俗にいう財務会計(一般的な会計)とは貨幣額で「認識・分類・評価・報告」することである。日本でも数社から中小企業・小規模企業向けクラウド会計なるものが発表され注目されている。売りは、会計や簿記の知識なしに帳簿や試算表が出来ると云う機能だという。つまり、経済取引を預金取引やクレジット取引記録から自動仕訳機能で仕訳帳、元帳や試算表をつくり決算や申告に繋げようとする仕組みのことである。
しかし問題はある、一つは二重仕訳の排除、二つ目は取引遡及可能性や取引の実在性の検証機能が無いこと、つまり、出来た試算表の信頼性の担保がないという事だ。
会計分野におけるFINTECHは寧ろ、与信時の電子申告データ(法人税申告時の決算書として電子化され、申告書に添付された財務諸表を含む)の活用や月次の業績モニタリング機能ではないのかと思うが。寧ろ、社会的には財務データの即時性と信頼性が重要なのではないだろうか。
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