日米の会計事情の相違
先々週の米国西海岸への会計事情の視察で日米の基盤の相違や会計事情の相違(確定決算主義の採用の有無など)など様々なところで環境は相違することを実感した。がしかし、トレンドはアメリカに依存することは大である。これが今までの歴史だろう。
今回の視察は会計に及ぼすフィンテックの影響が主題であったが、私は違うところに注目した。それはASSURANCE(保証業務のこと)である。会計事務所の本分はその財務諸表の信頼性の表明にあり、会計諸般の相談事に乗ることであり、承継のためのプランニングや承継手続きの支援だろうと思っている。
日本は確定決算主義であるから会計と税務が密接不可分に思えるが、起票レベルの作業は勿論自計化の方向であるし、その導入支援も重要である。しかし会計事務所の本分はシステム導入支援と信頼性の程度の表明と各種のコンサルにありと以前から思っていたが、今回は図らずもこの仮説が正しかったことを実感した旅であった。有益な旅が出来たと思っている。しかも、共感できる仲間たちが結構いたことがうれしい。
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