シニアの老後
昨日、ご紹介で元上場企業の役員だった人の訪問を受けた。年齢は60台半ば平均余命で行けば16年余り。この時間をどう使うかの先に相続対策があると言える。最近の老人の死後の対策は本人がどれだけ生きるのか、どんな状態で死を迎えるのかにも大いに影響を受ける。通りいっぺんの対策とはいかないケースが多くなっていると言える。まずは老後(シニア時代を)どう生きるのかのシュミレーション無しには対策が立てられないケースが大半の筈だ。つまり相続は死後に残された財産の分配だからだ。生きている間の不安のある人には優先順位は自分の老後なのだ。相続対策はお余りについて考えればよい。だが、事業承継だけは視点が違う。家業をどう継続していくのかは企業の成長発展の軌跡と同等だ。
最近のコメント