現状把握と問題解決
事象は何らかの問題を抱えているものだ。課題が見つからなければ解決は出来ない。解決の糸口が見つけられなければ解決に至らない。
現実は何らかの問題を抱えつつ進行している。何かの切っ掛けで隠れていた問題点が噴出する。
現状分析は緻密なほうが良いが、解決の糸口はその主体の知識と教養に比例する。従って日頃から物事を批判的に評価し、分析し、解決のアイディアを噴出させる訓練が欠かせないのだ。知恵は無尽蔵に必要である。
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事象は何らかの問題を抱えているものだ。課題が見つからなければ解決は出来ない。解決の糸口が見つけられなければ解決に至らない。
現実は何らかの問題を抱えつつ進行している。何かの切っ掛けで隠れていた問題点が噴出する。
現状分析は緻密なほうが良いが、解決の糸口はその主体の知識と教養に比例する。従って日頃から物事を批判的に評価し、分析し、解決のアイディアを噴出させる訓練が欠かせないのだ。知恵は無尽蔵に必要である。
改善と変革、改革の違いは何か。本質を変えずに不具合の処を変えるのが改善、根本的に変えるのが変革だとすれば、どうすれば叶うかと謂うばこれまた難しい。
人に変革を求めれば人心を一新し新たなコンセプトでニューモデルを構築したほうが早いと思うが、何処からどのように手を付けるかそれが問題だし、失敗して後戻りはできないのだ。
どこに、どんな機構で、どんな順序で進めるのか有志を集めてブレーンストーミングと行くか。また、下田に籠るとしようか。いいアイディアが生まれるかもしれない、期待したい!
経営の根幹は企業イメージを一言で表現できることに尽きると思っている。うちの場合は「経営とくらしのシェルパ」にある。シェルパ的立場が会計事務所の立ち位置としてしっくりくるからだ。
だから、全ての発想がここからスタートするし、人にも一言で説明が出来る。最近はそのシェルパの意味を知らない若者が増えたから一から説明しなければならないことが増えた。
でも一言で簡潔に説明出来て且つイメージがハッキリ描ける優れモノであると自画自賛している。
昨日のFXシリーズの研修はわが事務所にとっての転機になるものである。会計の本質はその信頼性を基としたその活用にあると考えていたが、大きな間違いであった。
抑々、デジタル化とは活用の高度化にあるのではなく、その活用の入り口にこそ会計の本質があることをまざまざと見せつけた。AIで会計は無くならないが変革を怠るとその活用さえ無用になってしまう。つまり、骨董品化されてしまう可能性がある。
入口での議論が全体に及ぶリスクを内包している。変革はマストである。
世の中、事業承継ばやりだ。代替わりは凡そ30年、私も創業して35年もうそろそろ代替わりの時期である。30年ひと昔、とはよく言ったものだ。私が創業したころは自計化はまだ先の事、ほとんどが起票代行でTKCでは財務三表システムしかなかった時代である。
その頃の監査手法其の儘にツールが温存されていた。つまり、今日システムが更新されずに温存され、それが自計化中心の今日的環境に馴染まなかったことが停滞の最大の理由だと分かった。
早く気づいてよかった、このまま走れば敗走に向かう処だった。改善は次世代経営者候補に任せた。これが事業承継だ。
10月4日から4回で今回はじっくりと対話型で行きたいと思って分量を極力落として対話型でやる気の醸成を狙おうと思っている。長年やってきて分かることは理解の上滑りだけでは実効性に乏しいという事。謂っていることは分かるが、いざ実行と謂ったときに何をどうやっていいのか分からないと謂うもどかしさの壁を取り除こうという塩梅だ。
果たして吉と出るか凶と出るか分からないが、遣ってみるに如くはない。いま求められているのは実効性そのものである。
我々はミレニアムの年に経営理念を2020年に「OUR STYLE(我々の流儀)」を策定し開示している。つまり、我々の対社会に対して立ち位置を鮮明にしようとしている。
第三者に立場をはっきり訴えるにはスタッフ全員の共感を必要とする。だから毎週唱和をする。
昨日飛び込みで来た起業希望者の話を聞ていて最近の若者の気質が見えてきた。夢が無い、希望が無い、狭い市場、全てがパーソナル思考、全てに覚めている。
どうしてか、多分思考がサプライサイドにないのではないか、全てがディマンドサイドの発想なのではないか。日本人の大半はサラリーマンだ。
サラリーマンの子弟の発想しかできないのだ。すべてが消費者目線である。勤労は世を凌ぐ縁に過ぎない。さる評論家が言っていたことがある、日本の勤労者の7割がサラリーマンだと謂うのは異常な世界だと。
引退にはまだ早い。昨日そう実感したことがある。何故なら私が体験した失敗や苦い経験、達成感に溢れた体験などまだまだ伝えなければならないことがいっぱいあることが分かっただけでも十分な経験ってあるのだ。
まだまだ、社会的要請がある限りその役目を自ら降りる分けにはいかない。私には果たさねばならない使命があると感じた昨日であった。
再度、書くことになったが、何故、人は何故走り回らなければ活性化しないのかを解き明かしたのが、「原始、人は実にサバンナにいた」と謂うDNAを未だ持っているのだと謂う、将に目からうろこが落ちた。
過ぎたるは及ばざるが如きは何でもそうだが、心地よい運動は脳を刺激して諸機関の活動を促し、老化を防ぎ若さを保つ秘訣だと知ったら、実行せざるを得ない。
日常生活でも歩幅と速度を気に掛けつつ、億劫がらずに快活に動き回ろうではないか。脳の活性化のために!
8日の蓼科ラウンドに続き昨日は税理士会のコンペで出来る限り歩いて回った。結果は酷暑の所為で真夏のゴルフを避けたことも有りかつ予想外の暑さのせいで大した結果は残せなかったが気分は爽快の一言に尽きる。
何せ、老後は体力を温存してなるべく動き回らないことを旨としていた一昔前の自分が「人は原始、サバンナにいた」狩猟民族のDNAが脈々と打っているという通り。
人間は動き回ることが本能的に埋め込まれていると言う。ホルモンの分泌を促し、海馬、前頭葉等の活性化を促し、認知機能の活性化や健康の源になっているとの説は最もな事だと理解できる。
一日30分以上の散歩が元気の源、老人こそ動き回らなければ健康は維持出来ないことを身をもって感じているところだ。
私の夏休みは先週で終わった。実に一週間オフィスに行っていないが、一通の電話もメールも携帯も無い。寂しいが一方で安心もしている。明日は一週間ぶりに復帰するが休みボケは無さそうだ。実によく歩いたのだから脳は活性化されている。体力も気力も仕事に向いているようだ。
明日の皆の顔を見るのが楽しみである。
昨日、前に書いた「運動脳」と謂う本を読み終えた。合点が行ったものは二つ、運動特に有酸素運動の効用で、何故青少年時代のスポーツが重要か、何故老後の散歩が有用かの答えが判然として分かったことと、鬱の症状改善や予防にも同様の効果があることが分かった。と謂うよりも体を動かすことの重要性が再認識できたことが大きい。
何となく体を動かすことの重要性は薄々感じていたけれどこれが確信になったことが大きい。もっと広めなければ!
上場企業なら監査役監査に会計士監査とプロフェッショナルのお墨付き制度が確立しているが、一方中小企業の業績把握の信頼性は誰も担保していない。故に中小企業への融資に当たっては物的担保や人的担保を取って人質とした融資が長く続いた。
今時、機動的な資金調達に信用の有無は重要だ。将に時代に適合しない。
では、何によってその信頼性が担保できるかだが、TKCは翌月巡回監査、適時性証明書、添付書面制度の活用、中小企業会計要領への準拠の傍証を付けてその信頼性を担保している。
つまり、街の税理士が信頼性の保証機能を果たしていると謂っていい。もっと世間の信頼を勝ち得ていけると良いと思っている。真面目な経営者が得する世の中にしなければならない。
酷暑も夏休みも昨日で終わって今日から9月、暫くは暑い夏が続きそうだし、休み明けの子供のコロナの持ち込みも心配される処だがひとまず、平穏な滑り出しである。
明後日から創業塾も始まるし、ここは地域にSDGsの波を広げる取り組みと行こうか。!
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