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2022年10月 5日 (水)

決算書の綴り方

 決算書の綴り方に疑問を持った方がいらっしゃるだろうか。法人税申告書別表が綴られた後に決算書そして勘定内訳書が並ぶというのが一般的であるし、これに何ら疑問を謂われたことも無い。

 でも、会計の本来の目的からすれば可笑しいのだ。決算書の作成目的は業績や経営内容の開示が目的で納税額を算出するためのつまり、納税負担額は財務諸表の作成目的の一部なのだが、現実は財務諸表が目的化している。

 将に本末転倒なことが日常的に行われている。これが本来の目的をはき違える根源と思える。こんな思考が蔓延るうちはまっとうな議論が出来ないと思える。

 財務諸表の作成目的の真の姿を知らしめるのも会計人の取り分け税務に関わる会計人の役割でもある。

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