賃上げについて
デフレを脱却して年率4%代のインフレが続く、失われた30年の念願のインフレの到来である。一方で念願のデフレ脱却が一向に民衆に受け入れられず、先行きの不安ばかりが増幅してきているのが現状だろうか。
何故有難く受け入れられないかと謂えば、見合った賃上げが世の中小企業を中心として疑心暗鬼と謂うか寧ろそっとしておいてほしいかの様である。
何故ならば、このインフレ要因が需給のひっ迫が要因でディマンドプルインフレは供給を上回る需要が存在するときに起これが、今回は通常需要を上回る供給不足がコロナ要因で起こっている処が違う。
民間需要を軌道に乗せるには中小企業も賃上げに積極的に乗れるよう価格転嫁できる環境を整えることが肝要であると思う。政府には個々の処をしっかり遣ってもらうことが大事である。
« BEYOND ! BEYOND ! | トップページ | 敗者の勝利 »
コメント