母の死 2
昨日、母の告別式を終えた。参列者も例外なく高齢者で葬送も厳かで、皆明日は我が身との思いか厳かで厳粛であった。我が妻だけが涙をためて終始悲壮であったが、日頃の電話の遣り取りを聞いていればなるほどと納得できる関係であったのだ。
母と同姓で立場も同じ舅姑と同居の境遇も同じ一番近い親子関係であったのだ。関係が終わる寂しさか、親を失う悲しみが分からなくはないが一番悲嘆に暮れていた。
火葬を待つお昼は涙で枯れた水分補強と訳の分からない論理で私からビールを取り上げていた様子が微笑ましくもあったのは考え過ぎか!
とまれ、両親を失う寂しさは高齢になった今は左程に身に迫らないが、わが身の同様の境遇が近づいたとの思いは同様だ。
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