人的資本経営だのエンゲージメント経営だのって!
世にこれからはジョブ型雇用だのリスキリングだの人材の高度利用だの人材に纏わる話題に事欠かない昨今である。今は所得税上の人的控除の壁が話題だ。
こんなの昔から話題になっていることだが、時の政府は聞く耳を待たないで来た。経済に三面等価の原則と謂うのがあるのをご存じか。生産・分配・支出の三局面は相等しくなると謂う極めて単純で解りやすい構造であるから、いま話題の局面は何処か整理をするのに便利である。
話題の壁の話は謂わば分配の局面、分配はパイ一定で分捕り合戦の事だ。話は分かりやすい。誰かが増えれば他方が減ると謂う話である。三方良しの論理で行けば総量を増やさなければならない。
先の総裁選でパイの話をしていたのは唯一人小林代議士のみである。後は分捕り合戦だけである。日本の将来を考えるならパイをどうやって増やすかは避け通れない議論である。
パイの分け前だけの議論はもう沢山だ!
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