見えてきた老後
健康や活力の維持はノウハウが出来た。リタイア後を思って一歩退いて見て分かって来た世間の評価や存在の理由が。スパッと断崖のような退き方は私の流儀に反すると謂う事も。
長屋のご隠居様の様に有形無形の相談事に力に為りつつ教養を高め、体力維持に努め、絶えず備えを怠りない人生を歩めてらいいなと思う。
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健康や活力の維持はノウハウが出来た。リタイア後を思って一歩退いて見て分かって来た世間の評価や存在の理由が。スパッと断崖のような退き方は私の流儀に反すると謂う事も。
長屋のご隠居様の様に有形無形の相談事に力に為りつつ教養を高め、体力維持に努め、絶えず備えを怠りない人生を歩めてらいいなと思う。
今月半ば、下田に行った。何時もの宿で風呂に入っていて老人に声を掛けられた。その時は単なる偶然と捉えていたが、話をしてみれば88歳の高齢でマイカーで下田まで来たそうな。
四方山話で明らかに為ったのは老後の生活モードと過ごし方である。彼は若い頃は競泳で体を鍛え、今でも毎朝トレーニングを欠かさないと謂う。老後の生活はトレーニングに裏打ちされた活力と暇つぶしの趣味と友人と謂う。
私に声をかけてきた理由が分かったような気がした。私も自慢ではないが、毎日1時間の自重トレーニングを欠かさない。裸になれば一目瞭然である。老人が声を掛けてきたのも偶然ではない。後は暇つぶしの仕方である。
こんな感情は久しぶりだ。好ましい交換留学生の帰国も同様な心もちである。暫くはこんな感情が込上げてはやがて薄れて往くのだろう。出会いと別れは世の習いとは言え、もの悲しいものだ。
良い感情だった分反動も大きい、やがて記憶も薄れて心地よい思い出だけに昇華され記憶されてゆくのだろう。
彼女が家に来たのは2013年3月、生後3か月のモフモフな薄い金色をした雌のゴールデンだった。2011年に先のミックスの雄が11歳で逝って3年、犬が飼いたいと家内が痺れを切らして切り出したので、条件を出したのが洋犬・大型・家飼だった。
知り合いのトレーナーに任せ、連れてきたのがMAYである。2013年1月2日生まれのゴールデンリトリーバーの雌だった。それから12年と5か月大人しく優しいちょっと内気な賢い大型犬だった。誰からも愛され家族全員からも愛情を注がれ健やかに我が家の生活に彩を添えてきたMAYが2025年5月25日5時20分、私の帰宅を待っていたように翌日早朝我々の寝室のマットの上で息絶えた。
もう、これから新しい犬は飼うことも儘ならない。MAYが最後の飼い犬になるであろう。実に、血統書通りの優美で美人であった。気立ての良い優しい犬であった。もう天国でしか会えないのだ。
隣の家が通販でハンモックを購入し、デッキで使っている。見ていれば快適そうだし羨ましい気持ちにもなる。一度使わせてもらったがこれからの季節ビール片手に読書、昼寝は絵に描いたように素敵な姿だ。
そう言えば今は有ることも忘れているデッキチェアーは家にもあるのだ。新築時に夢を描いて購入したが、一二度使って忘れている。ビールも読書も経験した様に記憶している。
生活に定着する。生活スタイルは数少ないようだ
趣味は特にない、時間を共にする友も特にない、余裕が出来て余った時間の使い道、それが一番の課題だろうか。趣味・特技特にない,時間の使い方が老後の一番の課題であろうか。
先ず、気力、体力、健康、家庭内融和、経済的余裕、等々があって尚時間の使い方が問題である。読書、ゴルフ、旅行、散策、テレビ、料理、講演、映画などどれも適当である。
打ち込める何かを求めて徘徊でもするとしようか。良い考えが出るかもしれない。
昨日、八千代ユネスコ協会の3期目の定期総会があった。今回は100人会議に日本ユネスコ協会連盟の幹部及び当会設立にご尽力いただいた元理事のお二人をお招きしての総会で、実に実のある中身の濃い総会であったし、当会の活動の内容の濃さと広がりを評価頂いて全国の先進事例としてご紹介頂いたスピーチには参加者一同内部者では分からない評価を感じたであろう。大変意義深い総会であったように思う。
得てして、実際に活動している主体者には自身の立ち位置が分からない場合が多い。当協会の活動も本人は至って身近な課題に立ち向かっている様でも傍から見れば革新的であったり、先進的であったりすることは少なからず存在するものだ。
これからのベクトルは内外に向かって情報発信をしていける体制が協会の有る事の証明でもある。
来年末をリタイアの目途にしているが、老後の生活を考えるに衣食住のバランスと自前主義が欠かせないと思い立った。終生家内に甘えっぱなしは無いだろうと君子厨房に近寄らずは撤回し、来年辺りから老人家庭料理教室でも通おうかと思い立った。
万が一、取り残されても不自由のないように、時には家内を休ませることも考えようと思ってのことだ。
男子厨房に入ろうと思う。
実は月曜日から例によって下田に次回の講義の構想を練りに行っていた。今回は家の老犬に脾臓の腫瘍があること分かった直後の事で後ろ髪を引かれる思いでの出発であったし、その後の連絡も芳しくない様子に遠く離れた先で気を揉むこと仕切りで想像が飛躍する思いに居たたまれなく期日を短縮して帰宅してみれば、思ったより元気で遠くで気を揉んだことが一遍に吹き飛んだ。
身近に居る事との差異をツクヅクと感じた。今回は88歳になる元気なお年寄りと露天風呂で交わした会話がとても新鮮で印象に残る旅であった。
また来月予定しているが、今度はどんな発見や出会いが待っているだろうか。MAYはそれまで元気か?
故あって、わが事務所で開催された会議に外からZOOMで会議に出席した。パソコンを通してみる我が事務所の会議室を見るのも異例の映像、新鮮さも格別なものである。
内容は総会準備のための理事会と謂うシチュエーション、会長として参加を外から参加の光景は貴重な体験でもあり、議題と内容は飽くまで建設的で前向き総会準備も滞りなく楽しみな総会になりそうな予感までする。
組織はこうでなければ。持参した日経の「私の履歴書(平井一夫編)」は貴重な参考資料ともなった将に持参の甲斐があった。
何時の頃からか、多分先月末辺りからか末の孫娘の求めに応じて小学校への通学のお供をするようになった。これが殊の外楽しくて、癖になりそうである。
片道15分ほどの時間、孫の呟きを聞きながら通学路を同行するのは実に快適である。行くようになって、親やその他の大人の同行者が多いのは意外な発見である。
娘でも通学の同行は考えもしなかったが、孫は格別である。時間と気持ちの余裕から来るのか、子と孫に実に違いを深く感じている。
5月の連休は全くのノープラン、昭和の日は婿殿の支援で友人達を招いてガーデンパーティ天気も程よく快適なバーべキュー、皆も褒めてくれるくらいの出来だった。
明けて3日から始まる連休は全くの予定なし、3日はロングアイアンが使えなくなってユーティリティを買い足しにゴルフレンジに、4日はMAYの新規の餌や日用品の調達でDAYへ買い物、5日、6日は庭の手入れと雨の翌日は妻と久々の買い物や時計の修理と暇なく充実とまでは行かなくてもそれなりの予定を熟し悔いはない。
これからは週末のゴルフと下田への推敲、千歳へのゴルフ行が待っている。季節はゴルフシーズン、楽しもう。
先週末、センターからの紹介先で若い女性が理事長を務めると謂うNPO法人を副代表の長女と訪問してきた。予定の時間を遥かに超える応対にその情熱と思いの丈を感じることが出来て大変楽しい時間いを過ごした。
体験から良い出会いが良い人生を形成すると謂う仮説が正しい事は実証済みである。私はほぼすべてがその通りと思っている。良い出会いはその人の実力の一つであると謂える。
その人の名は光月(コウゲツ)、ローマ神話でルナ、ギリシャ神話でセレネ。太陽の光を受けて満遍なく輝くそんな女性である。和風の女性の芯の強さを持っている。その存在が将にノブリース・オブリージュである。
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