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2008年1月16日 (水)

裁判員制度

 裁判員制度が来年から開始されることになっているようだ。何故か他人事のようになってしまうのは実に実感が湧かないからだ。
 どうも自分自身に係ることに思えない。
大抵の人がそう思っているのではないか、今日地域安心ネット109の例会でこの問題を取り上げ千葉地検の検事さんからレクチャーを受けることになっている。
 千葉県で対象事件が直近で276件発生し一回の裁判で候補者50~100人(そのうち実際に裁判員に選ばれる人は6人)に選ばれる確率は一生のうち7.1人に一人の割合だとか、わが身にとっても決して他人事ではない、増してやその意義も国民レベルで議論もされないまま実施される恐さをともなう。
 私がいま一番心配するのは今の日本の世相が凶悪事件に対して報復主義的風潮が強まっている中での実施が如何なることになるのかという事(対象事件が人的、物的毀損事件だから)。
 そういう意味では日本人に本来の民主主義、もっといえば社会人としての自覚が十分かと。